2024/03/26

満開! 三春の滝桜 1

 

東京在住のお友達のキチ吉ちゃんは、私の帰国&実家滞在中の五年前にも、「一生に一度は見ておきたい」と言う三春町滝桜を見に来ました。その時は他にも福島市観光を予定していて、一ヵ月前位から予め日程を立て、土湯温泉の旅館を予約したりしていました。しかし、その年は4月に入っても雪が降るような寒さで、福島県の桜の開花が予報より大幅に遅れた為、実際に彼女がやって来た際は、滝桜は三分咲き程度の寂しーい状態でした。そう言う訳で、昨年の滝桜訪問は彼女のリベンジ挑戦でした。あくまで滝桜の満開時のみを狙い、開花の様子をネットで確認しながら日程はギリギリまで立てませんでした。

桜の開花時期は、本当に年に寄ってまちまちです。現に昨年は三月に異様に暖かい日が続いた為、桜の開花は各地で史上二番目位の記録的な早さで、色々予定されていた行事やサービスが急遽前倒しされました。花見に訪れるのは、早くとも2週間前以降に予定を立てるのが賢明かと思います。また桜の見頃はせいぜい一週間程度で、開花後の天候に寄ってもその長さが変わります。満開時に低気温が続けば花は持ちますし、逆に気温が高かったり雨風が吹けば、花はたちまち散ってしまします。そんな儚い美しさだからこそ、これ程日本人に愛されているのかも知れません。

滝桜周辺の駐車場は限りがあり、また周辺道路は田舎道で狭く大変混むので、旧町内郊外の町営運動グランドの広大な駐車場から、無料のシャトルバスで滝桜に向かう事が推奨されています。また町内や三春駅からは、臨時バスが運行されています。

朝の9時頃到着しましたが、入場料を払う入り口には既に長い列が出来ていました。

ここからトンネルを潜り、出店の並ぶ通路を通って滝桜に向かいます。

最初に目に入る滝桜は、こんな感じ。昨年の開花時は未だコロナ規制中だったし、この日は平日なので観光客は大分少な目だと思います。

間近で見上げたところ。狙いに狙った甲斐があり、滝桜は見事に満開でした! 尚且つ、理想的な好天気でした。

桜を鑑賞し撮影するのにも、また天候が非常に重要です。陽の光が花に十分当たり、背景は青空でなければ桜の花色は映えません。滝桜は東向きの斜面に生えている為、最良のシャッター・チャンスは午前中です。

相当な御高齢なのにも関わらず、この年も溢れんばかりの見事な花付きの良さ。

枝の下部は地面に付きそうで、正に桜の滝のよう。

は一時樹勢が弱まったと聞きますが、地元の保存会の方々が念入りに手入れ・保護し、今のように復活しました。この美しさは、その方々の尽力の賜物なのです。

この日は、滝桜を描くアーティスト?に寄るパフォーマンスも行われていました。

滝桜の周囲には、菜の花が植えられています。これも、地元民の尽力。また紫陽花も植えられ、桜の花期以外も楽しめるようになっています。

桜の花と菜の花、青空の組み合わせは、やはり鉄板です。



2024/03/25

マリー・クワント・デイジー人形の「マラケシュ」

 

昨年末に夫婦でRochester ロチェスターに訪れた際、無料で駐車出来る場所を探して、街の周囲をしばらく車でグルグル彷徨っていました。一昨年には郊外に見付けられましたが、P太はナビにその場所を記録しておかなかったのです。場所を探してどんどんロチェスターを離れて、その内に隣町まで行っちゃうし、ケチにも程があると思いました。幾ら最終的に無料で駐車出来ても、こんな日照時間の短い季節にしばらく駐車場を探すのは、時間とガソリンの無駄!と説得し(おまけに二人ともトイレを要していたw)、結局街の中心部の有料駐車場を利用しました。ロチェスターは観光地なれど、イギリスとしては中心部でも駐車料金が然程高くなく、支払いシステムもそう面倒ではないのです(※町に寄っては専用アプリをダウンロードするとかボロクソ面倒)。しかし、街の周囲を彷徨っていたお陰で、今まで行った事のないビンテージ専門らしきチャリティショップを見付けました。

そのお店は、ハイストートから少し外れていた為、今まで目に入る事がなかったのです。そしてそのお店で、イギリスのスウィンギン文化を象徴するファッション・ブランド「Mary Quant マリー・クワント」が、1970年代に発売していたファッション・ドール「Daisy デイジー」の、私の特に憧れていたアウトフィットが50ペンスで売られていました。

それがこのカフタン風のドレスで、デザイン名を「Marrakesh マラケシュ」 と言います。古さの割に状態は良く、蛍光カラー気味の花柄生地の微妙な色褪せ具合も、良い味出しています。柄や色はこれ一種類だけでなく、幾つかのバリエーションが存在したようです。

実物を初めて手にして、袖が漢服や和服みたいな、ほとんど筒袖式なのだと気付き意外でした。それ故に着用すると、オフショルダーになります。後ろ開きはなく、前でメランジの紐を結む仕組み。本当は白いボタンに引っ掛けて編み上げ式にするのかも知れませんが、私が不器用で紐が短くなり過ぎそうでやっていません。

スカートの脇には、スリットが入っています。スウェード風の蝶モチーフ付きバッグは、多分Bratz  ブラッツの物ですが、こんな70sスタイルにこそ合うデザイン。

このマラケシュのデザインが余りに好きで、以前このデイジー人形を手に入れた際、見様見真似でマラケシュ擬きを作っていました。

しかし今改めて見比べると、70年代らしいヘッドバンドを頭に巻いてみてさえ、やはりレトロ具合が全く足りていません。

オリジナルのマラケシュは、元々このデイジー人形用に作られたアウトフィットなのだから、当然と言えば当然ですが、ビンテージ・ドールに対するビンテージのドール服の映え方に、改めて感心した次第です。



2024/03/24

三春に春が来た! 2

 

昨年の春、三春町の滝桜を見に東京から訪れたお友達のキチ吉ちゃんと一緒に、まずは三春旧町内の桜を見て歩いています。

新町の坂を登った所に在る、化粧(けわい)清水の地蔵堂脇の桜。かつて城下町へ通じる旧街道の出入り口(郭境)六ケ所には木戸門があり、その側には旅の安全を祈って地蔵が設置されました。ここはその一つで、この道はかつて磐城街道と呼ばれ太平洋側に続いていました。

常楽院の桜。三春は神社仏閣の多い城下町ですが、昔は更に寺院が多かったらしく、その跡地には大抵枝垂れ桜の巨木のみが残っています。この場所には常楽院と言う修験寺が在りましたが、今は普通の住宅になっています。

竹林とのコントラストが美しい、大林文庫の裏の桜。

 三春藩主松下家の菩提寺、州伝寺の桜。

元々は三春城主田村家の鎮守で、その後代々の三春藩領の総鎮守だった田村大元神社の桜。

やはり神社仏閣等の歴史的な建物と桜の組み合わせは格別で、それ故に桜の季節に三春を訪れる価値があります。

三春城址の在る山頂に続く登り道、「お城坂」の桜。

桜と水仙の組み合わせも美しい。(桜、白飛びしちゃったけど)

桜と椿の組み合わせも素敵。

4年前にキチ吉ちゃんが三春の桜を見に来た際には、開花が予想より大幅に遅れ、町内の桜はこの浪岡邸のしか咲いていませんでした。

三春小学校のプール脇の桜。木自体はそう大きくありませんが、濃い目のピンクが一際目立つ枝垂れ桜です。

三春城址こと通称「お城山」の頂上は、昔は桜の名所の一つだったはずですが、どうも麓から眺めても桜が沢山咲いているようには見えず、今回は登っていません。しかし町で一番の高台ですので、眺望は楽しめます。


 最後に、八島川沿いの桜並木。桜の並木は、三春では意外と珍しいかも知れません。

この季節の三春は何処を眺めても楽しめ、徒歩だったら旧町内、もし車やバイクだったら郊外の一本桜を巡る旅も魅力的でお勧めです。



2024/03/22

ハチワレ猫と桜の振袖

 

昨年帰国した際、吉祥寺のユザワヤでこのハチワレ猫柄の和風綿生地を見て、「これは買わなくては!」と即座に思いました。「買わなくては」レベルですから、「買った方が良い」=ランクBより上で、勿論「買って置いても良い」=ランクCでもなく、ランクAのお気に入りぶりです。

ハチワレ猫をメインに、桜と梅の花、白菊、手毬が散り、紗綾形文様(別名:卍崩し)が地紋になっている純和風な図案です。地色はこのクリーム色と、確か紺色の二種類が売られていました。普通なら濃い地色の方を好みますが、ハチワレ猫が目立つのは断然クリーム色だと思いました。

今年の「猫の日」のドール服を着物にしたのも、元はと言えば、この生地を背景布として使いたかったから、と言うのもあります。欲張り過ぎてごちゃごちゃに見え、余り上手く行きませんでしたが。

ハチワレ猫と言っても、黒毛の割合が多い子、四肢とも黒くて白い足袋履きの子など様々です。その点この布地のハチワレは、前足のみは白くて正に愛猫タラちゃんにそっくりの毛色。

1/6サイズのドール用着物としては、柄はかなり大き目で正直大味なのですが、あ~可愛い♡と眺めながら作っている最中も幸せでした。

濃いピンクの帯は、以前リカちゃんに作った物の使い回し。単純に、それが十分似合ったからです。

バッグは、新たに猫柄がま口バッグを作りました。猫柄は、着物の生地の余りから、猫の顔を切り取りペタリ。

髪飾りは、桜の季節を意識して作成。

モデル人形は、私のmomoko DOLLの中では一番猫っぽく見えると自分では思っている、そして和服が様になる「選べるモモコ」を選択しました。あざとそうな所と、黒々とした瞳が猫を連想させるのかも知れません。 

ところでタラちゃんは、ピンクの鼻の半分近くに黒いブチがあります。P太は常々このブチがなければ完璧な可愛さ、つまりタラちゃんはモデル・クラスなんだけどなあと残念がります。

確かにトラちゃんみたいな真っピンクの鼻は、悩殺可愛いと思います。しかしそうじゃなくても、タラちゃんは既にモデル猫並みに可愛いじゃん…と、私は絶賛親バカ暴走中です。

例えば、義母の家に、タラちゃんに良く似た毛色のハチワレ猫がしょっちゅう来ます。

とても人懐こく、堂々と義母の家の中に入って探検するずーずーしい性格で、我々は勝手に「Cheeky チーキーちゃん(生意気の意味)」と呼んでいます。

このチーキーの鼻は理想的なピンクのみですが、顔の可愛さでは明らかにタラちゃんが断然勝っているのです!

やはり1/6サイズのドール用着物としては、柄に繊細さがなく大味に見えるのは否めませんが、もっと大きなアイテム、例えば幼児用の浴衣なんかに仕立てれば、可愛さを発揮する布なのではと思います。