六月の記録的な猛暑の日に訪れたArdingly アーディングリーのアンティーク・フェアの最大の屋内会場に、中古アクセサリーを山積みして一個どれでも1ポンドで売っているストールがありました。その屋内会場では、1ポンド均一の中古アクセサリーを売るストールが毎回幾つか出店しますが、大抵はビンテージではない単なる現代の中古品も多く混じり、石が欠けているorピンが無くなっている等の難有がほとんどで、またネックレスやペンダントが酷くこんがらがっている為、漁るのが一苦労です。しかし其処は、ほとんどがビンテージで魅力的なデザインが多く、更に状態も概ね悪くなく、ここは絶対に見逃してなるものか~と思いながら漁りました。
しかし選んでいる最中、余りの暑さに汗がポタポタと滴り落ちて来て…、やっべーなと即座に汗を拭き水分を補給しました。私の場合は、汗って灼熱の日差しの下を歩いている最中よりも、返って一休みして立ち止まった時にドドッと溢れ出て来る気がします。日差しのない屋内会場でさえ、通気がない分相当暑かったのは確かです。風は結構強かったので、結局この猛暑の日に一番快適だったのは、屋外の木陰の売り場だったかも知れません。
色々悩んで絞ってさえ、最終的にそのストールで合計八つもビンテージ・ジュエリーを買いました。その時真っ先に選んだ一つが、このブローチです。
爪留めではないし、確か同じ型の台座の色違いを既に持っていたか、見掛けた事があるように思いました。つまり大して高級ではない、大量に出回っていた廉価品だったのかも知れません。しかし、そんなうだるような暑い日には、見るだけで気温が下がるようなこのブローチの涼し気な色合いが、殊更印象的で魅力的に映りました。
ラインストーンは青味掛かった不思議な色の上にAB加工で、氷のように輝きます。
ラインストーンだけでなく、葉型の台座にも青系の塗装が施されています。ラインストーンとエナメル塗装の組み合わせって、充実して見えるので私は好きです。地金がマットに近い銀色なのも、涼し気に見えます。
近付き過ぎて撮影してみたら、ブローチの上に不思議な編み目模様が映り込んで…、遂にパラレル・ワールドでも覗き込んでしまったか?と一瞬思いましたが、 単なる近くに置いた扇風機のネット・カバーでした(笑)。
天地は多分縦長で、リボンのようなループが上、茎のような部分が下になると思っています。試しに横長にしてみると、やはり縦長の方が素敵に見えます。しかし、着けたい場所に好きなように着けて良いのがブローチです。