数年前にも買った事のある、ウォルドルフ風ソフトビニール人形のプラチナ・ブロンド(…と言うか白髪)版のようです。今回買ったのも、偶然それと同じチャリティショップだったように思います。
ただし前回のは、ほぼデフォルトのアウトフィットが全部揃った状態とは言え、5ポンドとチャリティショップの中古人形としては結構高かったのに対し、今回のこの人形はたった1ポンドでした。
とは言えマッパではなく、デフォルトらしき服は着用して売られていました。今時の西洋のファッション・ドールのアウトフィットには珍しく、ナチュラルな色と風合いのコットンで出来ているカントリー・ドレスで、この人形の素朴な雰囲気に良く似合っています。
また、このスカート部分には、実はペチコートかパニエのようなチュール地の裏地が付いているんです。裾のレースがちら見えする、シンプルなようで結構凝った造り。
しかし、デフォ服がどう見ても夏服なので、長袖を作って着せました。白い髪色に合わせて淡い色合いの服装にしたく、少しくすんだピンク地水玉のチュニックを縫いました。
下に履かせた白いスカートは、前にリカちゃん用に作った物。ウェストがゴムなので、リカちゃんのボディよりずっと太いこの人形でも履けます。
自分でも、スカートやワンピの下に別なスカートを履いて、ちょこっと覗かせるコーデは好きです。冬は暖かいですし(笑)、丈感がイマイチ決まらないと思う時に有効です。
1/6サイズよりはスケールが大きい為、足のサイズも大きいのですが、フリマで色んなドール用のフットウェアを購入している為、今はこの人形でも履ける靴も一応持っているんですよ~。
このパール掛かった薄いピンク色のメリージェーン(ワンストラップ)靴は、ELC(Early Learning Centre)と言う就学前の幼児向け玩具メーカーの、「Cool Kids」と言うこのウォルドルフ用人形やマドレーヌちゃんと同じ位シンプルな顔の幼児人形用の靴でした。フリマで一足20ペンスで売られていたのを、纏めて五足位買いました。売っていたお兄さんは、妹の古い玩具の靴が全部売れた!と喜んでいました。
ただし「Cool Kids」は多分1990年代に多く出回ったドールだから、アウトフィットは概ね今時の子供服と大差ないポップな色合いのカジュアルなデザインで、靴もプラスティック然としたケミカル色ばかりです。デザイン的には、生憎このドールに似合う雰囲気では余りありません。
唯一この靴だけはナチュラルな服装にも合うかなーと思いましたが、何気に厚底です。ボディが軽量なせいか、重めの靴を履かせると自立出来ます。
ボディは中空洞の恐らくポリ製で、昔のソフビ幼児人形同様に可動域は最低限です。ポリでも特に薄い安い素材で出来ているらしく、背後から光を当てると全身が透ける程です(笑)。
しかし体型には妙なクセはなく、日本人から見て自然な幼児体型のバランスに作らています。ただし西洋のドールに良くある事で、ぱんつらしき物が直にボディに型押しされていて、そのリボンがかなり出っ張って邪魔です。
一般的なドール・ヘアの代わりに、ふわふわした変わり毛糸が植毛されているので、ボリュームある髪量に見えます。が、実は植毛自体は、非常に疎らで乏しく哀れな状態です。こんな風に二つ結びにすると、後頭部だけでなく実は頭頂まで地肌が丸見えです。
しかし、こんなミニマムな表現の顔パーツで、しかも顔型はかなり四角いのに、ちゃんと可愛く見えるのは改めて凄いと思います。