ロリィタ・ファッション×ハロウィーンと聞くと、真っ先に思い浮かべるのは大抵ゴスロリだと思いますが、ミリロリことミリタリー・ロリィタなるジャンルがあると知り、ハロウィーンに合いそうな上に目先が少し変わって面白そうなので、ちょこっとそれ風に挑戦してみる事にしました。
ロリィタの可愛い&ふりふり&ロマンティックと、軍服の戦闘的な厳つさは相反するのでは?と思い勝ちですが、大きくスカートの広がったお嬢様学校の制服のクラシック感とトラッド感を更にゴツくしたような雰囲気で、二次元世界的な大袈裟な装飾と言う点では共通しているようです。
とは言え、やはり実践の戦闘には極めて不向きな格好だとは思いますけど。
ミリロリは単純には、フリルやレース、リボンはやや控えめに、色目は暗め渋めに、ラインや紋章風モチーフ、リベットやチェーン等の金属パーツ等を増やしたイメージ…と言えば良いのかな。
根本的にロリィタ服も軍服も、ボディラインにぴったり沿う複雑な立体裁断のパターンが多い服装です。その為誤魔化しが効かず、ぶっちゃけ技術的に私には難し過ぎます。
兎に角軍服を含む制服全般って、きっちり正確に作らないといけないから、ドール服の中でも私にとっては一番位の敷居の高さで、ウカツには手を出してはならないと己では分かっているつもりです。
モデルは、ティーン・ボディの「GIRL POP lime cat」のmomoko DOLL。
一見ロリィタともミリタリーと言うイメージとも無関係に見える彼女ですが、プラチナ・ブロンドの髪色が硬質な感じなので、意外と似合うのではと思い付きました。
ただし、この髪色が光を反射する為、コントラストが強過ぎると撮影し辛いのは相変わらずです。
土台になっているは、ロリィタとは程遠いダーツも無く袖も真っ直ぐなラウンドネックの極基本的なワンピース。レースは縫い付けていますが、ワンピースの形自体は至ってシンプルです。ハロウィーン服はやはり黒い色ばかりで飽きて来るから、濃いピーコック・ブルーをメイン・カラーに選んでみました。
また、ティーン・ボディに合う基本の身頃の型紙を、一度作らなければと前から思っていて、その試作として作りました。未だ切り替えがハイウェスト気味で肩のラインも合っていないので、更に改良しないといけません。
ロリィタ服は足し算のファッションらしく、盛ってこそナンボだから、色々装飾を加えると結構それらしく見えて来るようです。
頭にでっかいリボン、スカートの下にはお約束のパニエを履かせてボリュームを出し、大ぶりなレース襟を付け、ウェストにはレースのリボンを結び、白ソックスにデコ靴を合わせると、一応クラロリっぽく見えます。
一方ミリロリらしくするには、兎に角オーバー・スカートにレジメンタルな要素を取り入れたいと思いました。
しかし、それに合う素材が例に寄って見付からず延々と探し続け、結局山小屋風チャリティショップで手に入れたダマスク風文様の端布を使用しました。
とは言えこの生地、またしても1/6ドール服にとっては厚過ぎるのです。縫い辛いって事はありませんが、ギャザーを寄せるのには全く向かない為、こんなデザインにするしかありませんでした。
しかし、オーバー・スカートが張りのある生地なお陰で、自力で反る為にスピード感は出ます(笑)。
オーバー・スカートの装飾として、ヨーク部分に菊座を縫い付けチェーンをぶら下げました。
菊座があると色々役に立ちそうだと常々思っていましたが、この夏のフリマで数種類×数色の菊座のパックを手に入れる事が出来ました。
ケープも加えました。軍服の肩に良く付いている装飾は、正式には肩章とかエポレットって名前なんですね。今まで「(オスカル様の)肩たわし」とか呼んでた~。
帽子は警官帽にするとガチ過ぎて怖そうだったので(北★鮮ぽいと言うか…)、ベレー帽にしています。ケープとお揃いの銀色のラインとリボン、それに王冠のパーツを縫い付けています。
ミリタリーな格好をさせたかったのは、姉が百均で買って置いてくれたドル活用の武器を、折角なので持たせて登場させかったからでもあります。
モモコの可動域って実はかなり広くて優秀なのに、それをファッション・モデルとしては活用する機会は中々ないと実感しました。
気が付けば、こんなにノリノリのドール撮影は久々かも。ポーズのバリエーション、カット数も随分稼げました。
コウモリの羽根は、やはり姉がユザワヤで買ってくれたドル活用品(主にヌイ用)。ケープの背面に、虫ピンで留めているだけです。
本当は裏面のエナメル側の方が目立ってカッコイイと思いますが、こちら側にはピンが刺さりません。
しかしハロウィーンだからって、すぐに武器や暴力に結び付ける発想は、浅ましいなーと我ながら思いました。
軍服は割と好きだけど、戦争反対‼ 二次元+こう言った2.5次元の世界の中だけで、戦争は結構でございます。


