2026/03/30

緑の葡萄のブローチ

 

今月初旬に訪れたArdingly アーディングリーのアンティーク・フェアでは、屋内会場で次にこのブローチが目に入りました。姉が好きな葡萄モチーフのブローチとあっては、買うのは必須です。

縦約5㎝。葡萄はやはり紫か青系で表現するのが一番多いのに、緑系は結構珍しいと思いました。マスカットとか緑の葡萄は実際にありますが、モチーフとしては意外と使われないのです。葡萄の房部分のラインストーンも、緑色なのは上部だけで、株は無色透明AB加工の石なのが、返って一捻りあるデザインになっています。爪留めではありませんが、石は全て揃っていますし、大き目の粒で輝きは結構派手です。

葉の部分はエナメル塗装で、その組み合わせも意外と今まで見た事がありませんでした。エナメルは手彩色のようでグラデーションがあり、状態はまあまあ。地金のくるんと丸まった蔓が、可愛いアクセントになっています。

裏面に非常に不鮮明な刻印がありまして、辛うじて読めた事には「Hollywood」と言う文字で、ミッド・センチュリーに活躍したバーミンガムのコスチューム・ジュエリー・メーカー(またはブランド)の名前だそうです。このメーカーの製品は当時は広く出回っていたようですが、検索しても全く同デザインにはヒットせず、多分同じ台座で石部分が白い模造パールの葡萄ブローチは見掛けました。




2026/03/29

アイリス・ガラスのリース型ブローチ

 

三月に、我々夫婦にとって今年初のArdingly アーディングリーのアンティーク・フェアへ行きました。その週は奇跡的に天気も概ね良く、私達の誕生日もあるのでP太は有休を取って、ほぼ毎日お出掛けする予定でいました。ところが、寄りによってその週は、風邪で私の体調が最悪でした。熱こそ出ませんでしたが、鼻水が滝のように流れ、鼻のかみ過ぎで周囲の皮が剥け、くしゃみ&咳も酷いのでマスクを着けて、よろよろとフェアに出掛けました。

今回のフェアでの最大の目的は、三月末の友達への誕生日プレゼントを探す事だったので、一番期待の出来る屋内会場Abergavennyへ真っ先に向かいました。ここにはフリマ価格でビンテージ・ジュエリーを売るストールが幾つか出店しますが、まずこのブローチが目に留まりました。

193060年代に出回った、ガラスに虹色の縞模様を付けたアイリス(虹の女神イシスが由来)・ガラスのブローチです。今までもアイリス・ガラスで素敵なコスチューム・ジュエリーを見付ける度に買っていましたが、これはラインストーンの粒が直径23mmと極小なのに、しっかりアイリス・ガラスになっている所が珍しく、また魅力的だと思いました。 

アイリス・ガラスの縞模様は、製造時代が古ければ古い程淡いと言われていますが、これはかなり淡い縞になっています。ラインストーンは極小なので、縞と言うよりは虹色の粒が鏤められているように見え、結果不思議な夢可愛い輝きを放ちます。

全体の直径は約4㎝。ライントーンは全て爪留めで、裏面のピンの形態からも、また保険ピンが付いている事からも、製造年代が戦前なのは確かだと思います。

一箇所石が外れているのかと思いましたが、保険ピンのチェーンを繋げる為、この部分には元から台座の無いのが分かりました。

友達へのプレゼントを探しに来たと言いつつ、これは自分用なのですが、出だしから中々悪くないと思いました。





2026/03/27

水玉のイースター


 

もうすぐ、キリスト教徒にとってクリスマスに次ぐ最大のイベント、復活祭がやって来ます。ネットで復活祭の服装を検索していて、ちょっと印象的な子供用のドレスを見掛けました。

水色地の水玉柄のシンプルなドレスで、裾と袖にはレースが大きめに使用され、腰をピンクのサッシュとコサージュで飾ったのみ。

たったそれだけなのに、何だか品良く可愛く見えたのが返って印象的でした。

それを、ドール服で再現してみました。実物は明るい水色地でしたが、もっと幼い子供用のドレスだったので、年長の子供には渋めの水色地にしました。 

イースターの服装なのに、単に色合いが春らしくパステルってだけで、本当にそれだけでイイの?とは自分でも思いました。 

が、ウサギ耳を着けてバスケットを持たせれば、一応それらしくは見えます。 

このウサ耳は、本当は表面に可愛いイースター・エッグ柄付きの生地を使用しています。 

しかし今回は背景布とは同化し過ぎて見える為、真っ白い裏面を見せています。ピンクのリボンが隠れているのは、その為です。

念の為イースターのバスケットは、イースター・エッグや卵型チョコレートを入れる為の物であって、決して普通はヒヨコは入っていません()

ピンクのラメ付きチュール地のサッシュは、本当に生地を切って結んだだけ。

普通の生地の腰紐でリボン結びにする場合、中々綺麗なリボン結びにならず、また解け易い為、私は大抵予めリボン型を作ってから腰紐に縫い付けます。 

しかしチュールの場合は、そのまま結んでも安定の良いのが利点です。

 ただしこの生地、辺り一面をラメ塗れにします…。

腰のコサージュは、ピンを着けてブローチ式にしています。 

単に、それが一番落ち着きが良かったからです。

こんな単純なサッシュでも、あるとないとではドレスの印象が凄く変わります。腰部分の装飾って、やはり目立って大切なんだと思いました。

他人とは思えないぴよたまちゃんは、久々の登場。 

元々大人用にはイースター向けのドレスって特に販売されていませんし、結局イースターらしいパステル・カラー、または春らしい明るい色合いの服装なら、イースターの格好としてはOKなようです。こんなドレスなら、イースター以外でも着る事が出来ます。