昨年夫婦で初めて訪れたハンプシャー州のNT(ナショナルトラスト)のお屋敷&庭園「Hinton Ampner ヒントン・アンプナー」では、館内を見学した次に庭園を見て回ります。
今まで来ようと思わなかったこのヒントン・アンプナーに、何故昨年行ってみようと思ったかと言えば、別のNTの庭園Mottisfornt Abbey モティスフォント・アビーで少しお話した女性が、庭園好きなのでモティスフォントは勿論、ナイマンズやこのヒントン・アンプナーにも毎年訪れると言っていたからです。
それで、ヒントン・アンプナーの庭園も、多分結構魅力的なんだろうなと思った訳です。前にも書きましたが、財力をこれでもかっと見せ付ける豪華屋敷には余り興味がないし、内部見学は一度で十分ですが、庭園が楽しめる場所は何度でも訪れたくなります。
ここの屋敷は南北に長く、東側が正面玄関の入り口となっています。
ここは、屋敷の南側。NTの写真で見ると、睡蓮でいっぱいの華やかな池になっていますが、この時は単なる水が濁ってきちゃないプールでした。
更にその先に、ひっそりとした(と言うか地味な)フォーマル・ガーデンがあります。
南西には、窪地のsunken garden=沈床庭園があります。この時は、子供向けのイベント会場になっていました。ある程度大きなNTは、イースターや夏休み、ハロウィーン等に子供向けのアトラクションを開催しますが、何処も似たような物ばかりで変わり映えが無く、内容的にも余程小さな子供しか楽しめそうもありません。日本の場合、子供の絶対数が少ない為、多分親御さんや大きなお友達も釣れるような工夫を心掛けるのでしょうね。
ここの庭園のハイライトは、日当たりと眺めの良い、高低差がある西側のテラスのようです。
まず建物に沿って、宿根草のボーダー花壇が続いています。
傾斜は階段式になっていて、中段はこんな感じ。
キノコ型?に綺麗に刈り込まれたトピアリーが並び、奇妙な風景に。
その先は、もこもこと歩き出しそうな形に刈り込まれた針葉樹の並木になっています。
この石塀で出来た溝は「ha ha」と言い、イギリスのお屋敷の庭園で良く見掛ける物で、塀や壁を建てて視界を遮る事無く家畜の庭への侵入を防ぐ工夫です。
テラスの先には、最後の当主ラルフ・ガットンが愛したサウスダウンズの風景が見えます。
歩き廻って一息付き、NTのカフェでアイスクリームを食べました。この日もイギリスとしては相当暑かったらしく、私はマンゴーのソルベ(シャーベット)を選びました。
しかし暑さで言えば、極度の乾燥と水不足のせいで、今年の方が昨年よりずっと厳しいように感じます。