秋のマチネー

 

以前「Sindy Play シンディ・プレイ(復刻版ビンテージ・タイプのシンディ人形)」用に、型紙の試作としてチューブ・トップのドレスを一度縫ったものの、つるつる滑るサテン地だった為、ボディにちゃんと合っているかどうか良く確認出来ませんでした。その後に、再度確認としてコットン地で縫ってみました。

生地の面積が割といっぱいあるからと言うだけで、以前モモコ・ドール用にデイ・ドレスを縫ったのと同じ紫系の生地で作りました。モデルは誰にしよう？と後から考え、真っ先に選んだのは、髪の色がドレスの生地のメインカラーと被る、ケーキ屋さんのシンディちゃんでした。

しかし、このシンディちゃんは肌の色が褐色な為、渋めの色合いの生地がイマイチ映えません。

そこで、以前作った白のレース地のボレロを羽織らせました。…うん、肌の色に白が似合う上、お嬢様感が増します。濃い肌色に白は無敵。元々チューブ・トップには、正式にはボレロを羽織ったり手袋をはめるのがお約束なのですが、シンディの広がった手に合う手袋が見当たりませんでした(新たに作る気ナシｗ)。

また、似合う色のクラッチ・バッグがを持っていなかったので、こちらは急遽白い合皮で作りました。やはりこう言う格好にはクラッチ・バッグが様になりますが、元々自分では好きじゃない為、今まで余り作った事がありませんでした。特にクラッチ・バッグを持つ男性とかは、出来れば避けたいものですね(差別)。

靴は、ジェニーの懐かしのラメ入り透明パンプス。購入当時(人形を買った際の付属だったと思う)はダサダサで子供の遊びとしてしか使えない位に思っていましたが、今となってはレトロな愛らしさが感じられます。

肝心のチューブ・トップの型紙は、大丈夫なようです。ただしボディが元々滑り易い素材なので、特に肩ストラップがない場合、背中の留め具はしっかり留まる仕様なのが大切で、更に留め具が多めに必要だと思いました。

昨年発売された「シンディ・プレイ」の中では、このケーキ屋さんのシンディが一番可愛いと思っていますが、綺麗なミルキー・ラベンダー色の髪が反射するせいか、白飛びし易くて中々上手く撮影して上げられません。元々撮影技術も無い上に、パソコン上での画像調整も難しい💦　何か良い撮影方法を模索中です。

ところで、「シンディ・プレイ」の2022年版の新作が発売されたので、また何体か購入する予定でいます。どの仕様の人形を買うかは、もう自分の中では決めています。このシリーズは外箱が背景舞台になっている為に捨てられないから、また収納場所を取るうううと言う罪悪感は有るものの、このクサクサした時代には、少しでも自分の気分をアゲる物がないと生きて行けそうもありません(笑)。