昨年帰国した際、吉祥寺のユザワヤでこのハチワレ猫柄の和風綿生地を見て、「これは買わなくては!」と即座に思いました。「買わなくては」レベルですから、「買った方が良い」=ランクBより上で、勿論「買って置いても良い」=ランクCでもなく、ランクAのお気に入りぶりです。
ハチワレ猫をメインに、桜と梅の花、白菊、手毬が散り、紗綾形文様(別名:卍崩し)が地紋になっている純和風な図案です。地色はこのクリーム色と、確か紺色の二種類が売られていました。普通なら濃い地色の方を好みますが、ハチワレ猫が目立つのは断然クリーム色だと思いました。
今年の「猫の日」のドール服を着物にしたのも、元はと言えば、この生地を背景布として使いたかったから、と言うのもあります。欲張り過ぎてごちゃごちゃに見え、余り上手く行きませんでしたが。
ハチワレ猫と言っても、黒毛の割合が多い子、四肢とも黒くて白い足袋履きの子など様々です。その点この布地のハチワレは、前足のみは白くて正に愛猫タラちゃんにそっくりの毛色。
1/6サイズのドール用着物としては、柄はかなり大き目で正直大味なのですが、あ~可愛い♡と眺めながら作っている最中も幸せでした。
濃いピンクの帯は、以前リカちゃんに作った物の使い回し。単純に、それが十分似合ったからです。
バッグは、新たに猫柄がま口バッグを作りました。猫柄は、着物の生地の余りから、猫の顔を切り取りペタリ。
髪飾りは、桜の季節を意識して作成。
モデル人形は、私のmomoko DOLLの中では一番猫っぽく見えると自分では思っている、そして和服が様になる「選べるモモコ」を選択しました。あざとそうな所と、黒々とした瞳が猫を連想させるのかも知れません。
ところでタラちゃんは、ピンクの鼻の半分近くに黒いブチがあります。P太は常々このブチがなければ完璧な可愛さ、つまりタラちゃんはモデル・クラスなんだけどなあと残念がります。
確かにトラちゃんみたいな真っピンクの鼻は、悩殺可愛いと思います。しかしそうじゃなくても、タラちゃんは既にモデル猫並みに可愛いじゃん…と、私は絶賛親バカ暴走中です。
例えば、義母の家に、タラちゃんに良く似た毛色のハチワレ猫がしょっちゅう来ます。
とても人懐こく、堂々と義母の家の中に入って探検するずーずーしい性格で、我々は勝手に「Cheeky チーキーちゃん(生意気の意味)」と呼んでいます。
このチーキーの鼻は理想的なピンクのみですが、顔の可愛さでは明らかにタラちゃんが断然勝っているのです!
やはり1/6サイズのドール用着物としては、柄に繊細さがなく大味に見えるのは否めませんが、もっと大きなアイテム、例えば幼児用の浴衣なんかに仕立てれば、可愛さを発揮する布なのではと思います。
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