昨年のクリスマスの時期に訪れた大聖堂と古城の町Rochester ロチェスターで撮影した、クリスマス・リースの写真を編集していたら、今年もクリスマス前にロチェスターを訪れたい気持ちがムクムクと湧いて来ました。それで、P太に頼んで連れて行って貰いました。今回は、そのロチェスターの商店街のクリスマス・ディスプレイのみを御紹介します。
この時は実は未だ11月でしたが、商店街は既にクリスマスの装飾で彩られていました。
ロチェスター城の敷地は、何やら工事で閉鎖中。恐らくクリスマス・シーズンに向けて、移動遊園地の設置をしていたのだと思います。
昨年この町を訪れた時は、イギリス南東部では非常に珍しくクリスマス前に積雪した、おまけに最高気温でも2度の非常に寒い日でしたが、今回も最高4度最低零下2度位の凄く寒い日でした。前回は完全防寒して来たので問題なく歩けましたが、今回は気温が低い上に風が強かったので、ガッツリ着込んでも寒さが堪えました。
そして前回は、観光地でクリスマス前なのに、この町のハイストリート(目抜き通り)は人出が少なく寂しい状態でした。寒さだけでなく、すっかり不景気のせいと心配していましたが、やはり鉄道がストだったのが大きく影響していたようで、今回は通常通り賑わっていました。
いつもイギリスのクリスマスらしい街の風景の王道と思われるのは、花屋さんのディスプレイ。
イギリスらしい伝統的な店構えの商店が多いロチェスターだからこそ、クリスマスの装飾が一層映えます。
窓枠を全体的に装飾する店を、ここでは多く見掛けました。
こちらはお菓子屋さん。クリスマスの装飾にもリキ入っていますが、それ以前に紫と黄色の外壁が激しい。
クリスマス・ツリーは、やはりこんな昔ながらの色とりどりで盛り沢山なのが家庭的で好き。
ビンテージっぽくは全くないものの、これも好み。上に飛んでいる気球も何だか楽しい。
一方金色で纏めたお洒落なツリーは、シック過ぎて商店ならではだと思います。こちらは、ビンテージ系のチャリティショップ。
こちらも金色のボーブルのみですが、手前に溢れているボーブルの数が凄い!
ヲタク屋だって、クリスマスを祝う(笑)。
こちらは高級ブランド系のチャリティショップなんですが、特にクリスマスっぽくはない服装を、メタリックな小物で飾り立ててクリスマスらしくディスプレイしています。
クリスマスの装飾も、基本の赤・緑・金だけでなく、それぞれ個性を出す為に様々です。こちらは、確か「SAKURA」と言う名前のシーフード・レストラン。
これはパブだったかな。紫がメインでも、ちゃんとクリスマスらしく見えます。
タパス屋なので、スペインの国旗色の赤と黄色で纏めてあります。
これはエステ・サロンで、もしかしたらクリスマスだけでなく、いつもこの真っピンク状態なのかも知れません。
ブライダル・ショップだから、白中心。車の往来が多く、中々全体の写真を撮れませんでした。
巨大なクリスマス・リースは、松ぼっくりの一つ一つもデカい。
白く塗装した枝に白い羽をあしらった、清楚なツリー。
これは商店ではありませんが(商工会議所か何かだったか?)、ジョージアンの重厚な建物に、伝統的なクリスマス装飾が映えます。
日が暮れ始めると寒さが急激に増して来たので、午後4時前には街を去りました。イギリスに住み始めて以来、クリスマスがすっかり好きではなくなった私ですが、こう言った歴史的な街並みを歩き古風なクリスマス装飾を目にすると、昔ヨーロッパのクリスマスに純粋に憧れていた、懐かしくも切ない気持ちが蘇って来ます。
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