今回の帰国で、姉に保管しておいて貰っていたmomoko DOLLやrurukoと言った大人のドール道楽の為のお人形達を、受け取って英国に連れて帰るのを心待ちにしていてました。それらの人形は、姉が私へのプレゼントとして買っておいてくれた物や、姉に頼んでネットで落札しておいて貰った物、または私自身が英国から日本のオンライン・ショップで購入して姉宅に送っていた物です。決して安くはない人形だし、イギリスの郵便配達が余りにいい加減で信用ならず、郵送して貰うのは見送っていました。モモコとるるこでも合計8体で、これらは心配だから飛行機の手荷物で持って帰りました。この他にも中古のリカちゃん人形が10体程、素体だけでも10体位持って来ました。人形の他にも、姉は主にガチャや玩食等のミニチュア類を、私の為にどっさり買っておいてくれたのを、イギリスに連れて帰りました。ここ数年仕事が忙し過ぎてドールは全く構えない姉ですが、私の帰国中はドール熱が堪え切れなくなったようで、忙しい合間に必死で時間を作って久々にドール用の背景を設定しました。いい歳こいたおばちゃん姉妹二人が、せっせと仲良くドールで遊びました(笑)。
姉がまずモモコで遊んでみたかったのが、この南欧風パティオでのバーベキューのシーンだそうです。セットは、相変わらず極力百均を利用して出来ています。
パティオでもてなすのは、姉の中では主役設定のシズカ(静寂を捧ぐ)とアリサ(アリスのさがしもの)の双子姉妹。中央のパエリヤは、昔誰かから貰ったスペインのお土産で、長年姉の家の冷蔵庫に貼ってある物。お米部分には、実物の米粒が使用されています。その下の竈は、実は義兄のアロマ・ランプを借りて来た物だそうです。
BBQに招待されたのは、手前が双子姉妹のお友達の響ちゃん(うんざりな日々)と、奥が大学の先輩の志賀千代子さん(シガレットチョコ)。響ちゃんの手には、姉の好きなモヒートが乗っています。小物類は、仕事が忙しくとも、姉が常日頃からガチャや玩食で抜かりなく買い集めている物です。日本のこう言う物のミニチュアのクウォリティやバラエティには、帰る度に感心させられ、そりゃ止まんなくなるよね…と思います。
私の場合のドール遊びと言うと、着せ替えをした時にドールのイメージが違って見え、新しい魅力が発見出来たりするのに醍醐味を感じるので、服を作るのがメインです。撮影の際のバッググラウンドは、単に服が見え易いように、大抵は手っ取り早く布を張るだけにして済ませています。一方姉の場合のドール遊びは、インテリア等の背景セット作りがメインで、安い意外なアイテムをいかに工夫して生かせるか考えるのが楽しいのだそうです。ドールのアウトフィットは、あくまでそのシーンに相応しい合わせる為の物。しかしやはりこう言う背景セットがあると、人形が一層生き生きして見え、服の物語性も更に出て来て面白いと実感します。