エキブロからこのBloggerに引っ越して来て、初めて迎える年明けになります。最初は機能を把握しておらず戸惑ったり失敗しましたが、何とか今も無事続けています。引き続きブログを読んで下さっている方、新たに読み始めて下さった方に御礼申し上げます。今後も、このブログとお付き合い下さいますよう宜しくお願い致します。
今年は、いよいよ日本に一時帰国します。コロナのせいでやむを得ず延期になっていた、待ちに待った帰国のはずでした。が、実は高齢の父の体の具合が良くなく、母も年老いて父の介護や家事が難しいので、今回は私一人だけで今までで最長期間日本に滞在し、少しでも両親を助ける為に帰国します。そんなに短い間だけ手伝っても余り意味がないんじゃないかと思う一方で、そんなに長い間P太やタラちゃんと離れて暮らすのは非常に辛いし、自宅を離れていて大丈夫だろうか?と言う不安は勿論あります。
そしてその間、流石にブログの更新は難しくなります。これ程長く離れていると、予約投稿文を書き溜めて置くのも無理です。ノート・パソコンを持って行く予定はないので、もし日本滞在中に更新出来るとしても、時々しかも短い記事だけになると思います。それでも夏までには必ずブログを今まで通りに再開しますので、たまに様子を覗きに来て頂ければ幸いです。
今年の元旦の着物モデルは、未だ和装をさせた事のなかったキャッスル製の細三つ編みリカちゃんを選び、淡い髪色に合わせて干支の卯に因んだ甘め兎コーデでまとめてみました。
今年も一月はしばしドールの着物強化月間にしたいと考えていますが、ここ数年日本に帰国出来ず材料を調達していない為、ほとんど着物のネタが尽き掛けています。フリマやアンティーク・フェアでも、カット生地を安く売るストールには結局もう出会えなかったし、着物を作りたいとピンと来る布の手持ちが最早ほとんどないのです。
そこで、今まで作ったドール用の着物を、他のドールに着回して活用したり、今まで着物を作った事のある生地でも、他のサイズで再び作る事で逃げ切る事にしました。
この和柄生地では、以前テディベア用には着物を作った事はありました。子供には、やはり赤い振袖が映えて殊の外可愛いと思います。赤い着物には厄除けの意味があり、昔は子供に良く着せていたそうです。
帯に使用したのは、フリマで手に入れた浅黄色のグログラン地の端布で、本来全く和風とは関係ありません。しかし何故か武田菱のような模様があり(…突然だが信玄餅喰いてえ)、またしっかりした張りのある織地は振袖の帯として相応しいと思いました。
ヘッドドレスは、垂れ耳ウサギの耳付きボンネット。ちとデカ過ぎるけど、帯留めも兎モチーフのメタル・パーツにしました。
リカちゃんと共演のウサギは、三春張子の「玉兎」で、実家から持って来たビンテージ(ってか単に古い)です。三春張子の数ある種類の中でも、また日本の郷土玩具の兎の中でも、トップクラスの可愛さだと思っています。イギリスに住んでいては今まで気付きませんでしたが、これって今年の年賀切手のモチーフになっているので、全国的な認識度は三春駒や腰高虎(虎屋の羊羹のシンボル)並みに高いかも知れません。
例え状来への不安が数多く絶えない世の中であっても、兎に角現在の幸せと平和を有難く感じて生き、寄り多くの人にとって希望の持てる年になる事を常に祈っております。
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