2022/09/14

オープンバックの蜻蛉のブローチ

今回アーディングリーのアンティーク・フェアを訪れた一番の目的は、姉への誕生日プレゼント用のビンテージ・ジュエリーを買う為です。姉の大好きなアクセサリーのモチーフの一つに、蜻蛉(トンボ)があります。蜻蛉モチーフのアクセサリーはアール・ヌーヴォー時代に流行しましたが、本物のヌーヴォー時代の蜻蛉ジュエリーなんてアンティーク・フェアでもモールでも見た事がないし、恐らく見掛けたとしても買える値段ではありません。ただし、アール・ヌーヴォー「風」の比較的新しい蜻蛉ジュエリーなら、結構出回っています。姉は新しかろうとビンテージorアンティークであろうと、素敵なデザインであれば気にしないはずですが、新しい物はどうも皆安っぽい耐え難い見た目な物ばかりなのです。

そんな中、四角いルーサイトのインタリオの花籠のブローチを買ったおば様のストールで、これは中々素敵なのではと思える蜻蛉のブローチに、とうとう出会いました。

姉の好みにとってはサイズのボリュームがちと足りませんが(縦横4cm)、色味は青系でまとまっていて品の良い愛らしさがあります。

何より、オープンバックになった羽根部分のラインストーンの透明感が綺麗です。ラインストーンは全て爪留めになっていて、造りも安っぽくありません。

状態がとても良いので真新しい製品にも見えますが、眼の部分の黄緑色のラインストーンがウランガラスで、それなりに年月の経っている物のようです。

 

 

 



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