今回のアーディングリーのアンティーク・フェアで、まず一番最初に買おうと決心したのは、この大好物のルーサイトのインタリオのブローチでした。出会ったのは、今まで何度も購入している、ビンテージ・ジュエリーが中心のおば様のストールです。モチーフとして最も多く見掛ける花籠で、形もシンプルな四角で、全く珍しいタイプではありませんが、ルーサイトのインタリオがたった4ポンドとあっては見逃せません。フェアの他のストールでは、やはりこの手のブローチは12~25ポンド位はしました。
ルーサイト自体は、同じくオールド・プラスティックのベイクライトやセルロイドと大きく異なり、紫外線での変色に極めて強い素材で、何年経っても綺麗な無色透明のままなものの、良く有る事で返ってインタリオの彩色はすっかり色褪せています。左の黄色のみはっきりと残っているのは、成分的に褪せにくい塗料だからだと思います。
厚みは1cmに近く、この手のタイプにしても分厚目です。その分透明感が際立ち、斜めにカットされた側面のインタリオの反射が美しく見える効果があります。
0 件のコメント:
コメントを投稿