2022/09/15

朱赤のエナメル花ブローチ

 

夏に訪れたアーディングリーのアンティーク・フェアで、いつも一番ビンテージ・ジュエリーの集中している屋内会場で、一つどれでも2ポンドで販売しているストールがありました。どうも初日の昨日までは一つどれでも5ポンドだったらしく、その上に2ポンドと書き直してありました。恐らくそのストールはその日で店仕舞い、つまり骨董商自体を引退するつもりの在庫処分なのではと思いました。

「一つどれでも」の中には、ジュエリーや食器、小物等の一つずつから、レースや古布がどっさり詰まった一袋まで色々ありました。その中で、真っ先に好みの60年代のエナメル花ブローチを見付けました。

ポップさには少々欠けますが、レトロな愛らしさは十分あります。花の中央にピンクのAB加工のラインストーンが嵌め込まれ、花びらの形がそれぞれ違う所もミソ。

アンティーク・フェアで商売する人の中には、利益と言うより娯楽として参加している人も居そうなものの、コロナ渦の混乱に加えイギリスの物価高は凄まじく、返って交通費や宿泊費の方が大幅に嵩んでしまい、ひょっとしたら店を畳む人が多いのかも知れないと危惧しています。

 

 

 


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