2024/07/02

再び、ただいま日本、おかえり英国

 

今年3月からの約3か月間の単独の日本滞在を終え、先月末にやっとイギリスの我が家に戻って来ました。昨年も日本に約4か月間一人で一時帰国したものの、イギリスに戻ってからは屋根の修理待ち&長い修理期間で占められ、日帰り以外の旅行へは行けない、庭仕事も進められないと言う、全く落ち着かない不便な状況が続きました。その直後の再びの帰国の手配だったので、昨年の帰国時のようなコロナへの規制は無くなったとは言え、正直今回の帰国は全然気乗りしない処か、嫌で堪りませんでした。以前は毎年帰国する事に憧れましたが、今はしたいとは全く思いません。

が、私には、今年の帰国を見送ると言う選択は絶対にあり得ませんでした。何故なら、父がガンで余命1年半と宣告されていて、その期限が丁度この3月だった為、父に会えるのは本当にこれが最後としか思えなかったからです。

3か月間も自宅を開けるとなると、流石にP太とタラちゃんが恋しくなりますし、当然それなりに不便も多く、留守の間の事前の準備も色々と必要です。勿論凄く面倒な性格の両親の世話を考えただけでも、非常にストレスでした。更に義母が再び腰の手術を希望していて、もしそれが帰国直前に突如決定されたら(恐らく再び自分が術後の世話しなければならないから)、物凄く大変だと考えると焦りました。

特に昨年12月に航空券の予約をしてからは、もし日本に帰るまでにインフルやコロナにでも罹ったりして体を壊しては、長時間のフライトに耐えられないだろうと考えるとストレスが更に増し、返って具合が悪くなりました。実際にイギリスの光熱費が高騰し過ぎて、昨冬は真っ当に暖房を付けて貰えなかった為(とほほ…)、寒さで免疫力が落ちて体調の優れない状態が続いていました。

事実日本に到着した直後から、私自身が余り聞いた事のない厄介な病気に罹ってしまいました。風邪を引いても発熱する事は滅多にないのに、38度以上の熱が3週間出続け、結局通院して大体完治するのに丸々3か月掛かりました。東京の滞在先の姉と義兄には、いつも以上に心配と迷惑を掛けました。

幾ら言葉の問題のない日本の医療とは言え、既に日本の国民保険を持っていない身にとっては、全額負担でこれまた大変でした(…海外旅行保険が払ってくれる事を祈る)。更に福島の実家に帰省した直後に、眼に見えて衰えていた父を無理矢理入院させたりした為、今回の3か月間の帰国は本当に病院通いに明け暮れてヘロヘロになりました。

そんなこんなでイギリスに帰り、イギリスの生活やっぱつまんねえと実感しつつ、やっと自宅に無事戻れた事には心底ホーッとしています。未だ体力が完全に復活せず疲れ易さは残りますが、ぼちぼちブログも更新して行きたいと思います。昨年の帰国時の日本での記事、昨年のイギリスでのお出掛け記事も未だ終わっておらず、時系列がてんでバラバラの投稿になりますが(友達に不評w)、御了承下さいますよう宜しくお願い致します。

 

 

 


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