フリマで今まで見た事のなかった、クラシカルな魅力が目を引く青い花のブローチを買いました。値段は3ポンドと言われましたが、2ポンドに値切ろうとし、中間の2.5ポンドで交渉成立しました。
花を象った銀色の台座がエナメルで彩色され、鮮やかで艶やかな青の花色が印象的で、その上には更に白で模様が描き込まれています。花の青は剥げ気味ですが、模様の一部に見え余り気になりません。
裏面に刻印があり、「EXQUISITE」と言う「誕生花ブローチ」のシリーズと同じイギリスのブランド製です。誕生花ブローチとほぼ同仕様ですが、これはそのシリーズではありません。
葉や萼の一部、花を束ねるリボンには極小のマーカサイトが嵌め込まれています。
この青い花は最初はリンドウかと思いましたが、検索してみると同じ物がペチュニアと表示されていました。ペチュニアはイギリスの夏の公共の花壇を彩るのには欠かせない、言わば代表的なbedding plantで、特に夏のハンギング・バスケットで大活躍します。にも拘わらず、正直地味で目立たない存在と言うか、この花がお気に入りだと言う人や、文芸の題材になるのは聞いた事がありません。なので、ペチュニアがモチーフのブローチは、返って珍しく貴重なんじゃないかと思いました。
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