昨年の姉の誕生日に、イギリスならではのフォーマルのヘッドドレスで、二色使いがちょっと珍しい黒と緑のファッシネーターを贈りました。姉は結構気に入ってくれたようで、何色かあっても良いかもと言っていました。それで今度は、銀色のファッシネーターを帰国時のお土産として持って行きました。
ドレスの色と同色にするのがファッシネーターの基本ですが、銀色は意外とどんな色の服装にも合わせられそうな万能カラーです。デザインそのものはファッシネイターとしては極めて平凡なれど、実際に頭に着用すると、やはり自分でも笑っちゃう位大袈裟です。
前回同様カチューシャ式で、造花、リボン、羽根、ビーズをあしらった太テグス、チュールレース等、ファッシネーターの典型的な造りになっています。
ファッシネーターには普通は自然素材のシマナイを多用しますが、これはメタリックなので樹脂製のネットをシマナイの代わりに使用しています。
アシンメトリーで流線的な動きを強調するのが装飾の基本なので、西洋のフラワー・アレンジメントではなく、ファッシネーターには返って日本の華道に通じる物があるといつも思います。
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