作ったmomoko DOLL用のアウトフィットは、撮影後は大抵姉に送りますが、この「アリスのさがしもの」のお迎え用に作っていたピンクのサマードレスは、すぐに送らずに手元に残していました。
何故なら、姉も「アリスのさがしもの」モモコ(アリサと命名)を持っており、「静寂を捧ぐ」モモコ(シズカ)と双子設定で主役格にしているので、絶対二人揃って着せる為の御揃いが欲しかろうと思ったからです。
そこで双子コーデとして、今回ほぼ同じ服の青系バージョンを作りました。
姉は間違いなくアリサにピンクの方を、シズカに青系を着せると思います。それらの色を好むキャラ設定なのだと思いますが(ドル活をしている人の中には脳内少女漫画を楽しんでいる人が多いようだ)、黒髪ストレートのシズカに寒色系を着せると、正直寂し過ぎて陰キャっぽい…、いや地味なのではといつも思います。
私は、ブルネットの「オレンジショコラ」にピンク系を、ブロンドの「ヒースの妖精」に青系を着せました。
まず、うちで「アリスの~」以外でピンクが似合うのは、断然この「オレンジショコラ」です。
ピンクと言っても幅広いし、服のデザインにも寄りますが、少なくともギンガム・チェックのピンクの合うイメージのモモコは、我が家ではこの二人以外には居ないかも。
そして「オレンジショコラ」に一番釣り合うのは、この「ヒースの妖精」です。モモコ・ドールは、様々なテイストのファッションを着こなすよう、髪色や髪型、メイク、眼の向きなど変えて多様なバリエーションがあります。その為同じモモコでも仕様に寄っては、並べると雰囲気が違い過ぎて不釣り合いな全く場合もあるのです。
また、服装のデザイン的にもこの「ヒース」で問題なく、更に前髪無しで「オレンジ~」よりは大人っぽい彼女には、ブルー系の方が落ち着くと思いました。うちで正面向き眼のモモコはこの二人だけなので、その点でもバランスが取れ、共演もぴったり息が合って見えます。
「花のような二人」と言うタイトルは、往年のベッツイ&クリスのヒット曲「花のように」に登場するフレーズから取りました。リアルタイムでは知りませんが、ベッツイ&クリスはアメリカ人の女子大生デュオで、声質のばっちり合う澄んだ珠玉のハーモニーで、美しい日本語の歌を歌っていました。
特に、加藤和彦作曲&北山修作詞コンビに寄る三曲、この歌とデビュー曲の「白い色は恋人の色」、そしてS&Gの「ボクサー」のオマージュらしい「美しきものたちよ」は、今聴いても心が震えるエモさ。
花のような二人が恋して終わったと言う歌詞の内容なのですが、恋の終わりはいつもドロドロで、「花のように」恋愛が終わるのは流石に美化し過ぎのファンタジーだとは思います。
しかし、美しいお百合な二人ならあり得るかも?? などと勝手に妄想を膨らませてみました。
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