今日のアイルランドの守護聖人セイント・パトリック(聖パトリキウス)の祝日に合わせて、ドールにケルト風のワンピースを縫ってみました。と言ってもアイルランドは私には全く関係ないし、そもそもキリスト教徒ですらないんですが、単にこの日のテーマ・カラーの鮮やかな緑と、アイルランドの国花(花ではないけど)であるシャムロックのモチーフが可愛いからと言うだけです。
アイルランド本国、及びイギリス領の北アイルランドでは勿論、アイルランド系移民の子孫が多いアメリカ(アメリカ英語の元はアイルランド訛りの英語)でも、大々的にこの日をお祝いするそうです。
しかし、ここイングランドにもアイルランド系は非常に多いはずなのに、正直それ程盛り上がっているようには見えません。私の住んでいる地域周辺で、たまたま見掛けないだけなのだろうか?
スーパーマーケットを見渡しても、聖パトリック・デーに食べられる伝統的なアイルランド料理は、イギリスで普通に売られている食材で出来るせいか、イスラム教徒のラマダンやヒンドゥー教徒のデワリのように特設コーナーを設ける程、力を入れている訳では全くないようです。
街でもうすぐ聖パトリック・デーだなと気付かせるのは、せいぜいグリーティング・カード屋ぐらい。もしかしたら、私がイギリスに住み始めて以来、聖パトリック・デーは年々印象が薄くなって来ているような気もします。
このアウトフィットは、緑色で少しだけケルト風にしたと言うだけで、特に聖パトリック・デーらしい衣装と言う訳ではありません。緑色にしても、本当はもっとビリジアンに近い明るい緑がこの日のテーマ・カラーですし。
どの辺がケルト風かと言えば、ベル型に広がった袖と、先が垂れ下がったベルト位です。このベルトがあるとないとでは、随分雰囲気が異なると自分でも感じました。
このベルトやトリムに使用した、ドール服に利用するのにピッタリの幅や厚さ、柔らかさの緑系のブレードは、昨年フリマで奥さんの遺品をチャリティで売るパキスタン人のお爺さんから買った物。役に立つ美しい手芸用品を、本当に沢山売っていました。インド刺繍のテープがあんなに美しく種類が多いのだから、パキスタンにも美しい装飾用品が多いのは納得出来ます。
ケルトの文様には、渦巻き模様が良く登場します。これは輪廻転生とか生命の循環を表しているそうで、自然観を愛するケルト人の精神の象徴と言われています。
興味深い事に、渦巻き模様は古代ギリシャや日本の古墳の壁画等でも見られ、世界のあちこちで太古から同じような意味で崇められて来ました。
ところで、現代風にアレンジしたケルト風の衣装と言うのは、流行に関係なく常に一定数の需要があるようで、専門のオンライン・ショップが幾つか存在します。
落ち着いた色合いの、クラシックでフォークロアな要素を取り入れた魅力的なデザインを多く揃えています。ただし、そんなテイストでさえ、せくし~を取り入れないと気が済まない所は、西洋ならではの感覚と価値観です。
ケルト風のウェディング・ドレスとかも、いつの時代でも売られているようで、勿論似合う人の体型は凄く限定しますが、正にガラドリエル様のようなうっとりする美しさです。
しかし、そう言ったケルト風ドレスが実店舗で売られているのを見た事もなければ(アイルランドに行けば在るのか?)、実際に着ている人を見た事も未だありません。需要としては、日本のロリィタ服より低い位かも。
この「みんつくモモコ」は、「そっとほっとミルク」同様に、心持ちリップの色を濃くしました。元々リップに艶はあったので、イメージを変えないよう、ほんの少しだけ色を濃くするのは意外と難しく感じました。しかし、これだけで顔写りもグンと良くなり、似合うファッションの幅も広がったように思います。
聖パトリック・デーは、兎に角緑一色の祭り。緑の服や小物を身に着け、髪や髭を緑に染め、緑色のビールを飲むと聞いていますが、最近は流行の抹茶ドリンク(全然アイルランドじゃない…)も飲むそうです。
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