みんなでつくるmomokoドール、略して「みんつく」は、セキグチのモモコ・ドールの公式サイト上で、幾つかの選択肢の中から肌の色、髪型や髪色、瞳の仕様等を、一般投票で選んで貰い、投票数の多かった仕様を実際に商品化に反映して発売するドールです。
かつてはその時に旬な服装をまとって販売されていましたが、今はウェイクアップmomoko同様に下着か部屋着のような簡素な服装に靴無しの、出来るだけ安価な仕様で販売されます。
2020年版はアッシュ・ブロンドのロング・ウェイビーヘア+前髪付きのモモコになりましたが、ここ数年のみんつくちゃんの中では、一番自分の好みに合う~と販売決定時から期待していました。
私のみんつくちゃんは、セキグチのオンライン・ショップで再販された時に、姉がプレゼント用に買って置いてくれた物です。その再販も、すぐに売り切れてしまったようです。
実際モードでシャープな服装からロリィタ・ファッションも着こなす、汎用性の高いモデルだと言う事は、モモコの公式サイトで証明済みでした。しかし、初めて実物を目にして、思っていたより少女っぽさはなく、大人びてモダンに傾いている印象を受けました。それで、彼女に初めて作るアウトフィットは、最初に考えていたフリルたっぷりのガーリー系はやめ、1950~60年代前半の女優風の装飾の少ないドレスに変更しました。
最近自分用に買ったワンピースを真似て、ハイウェストでその下がパネル・ラインになっているデザインです。しかしパネル・ラインと言うのは、私の最も苦手なパターンの一つです。
自分で起こした型紙で作った一回目は案の定小さ過ぎ(本に掲載されている型紙を使用しても上手く行った試しはないが…)、これは修正した二回目です。
着用する事は一応可能になったものの、それでも未だ自分が思い描いた形にはなりませんでした。パネル・ラインは胸から下だけなので、本来のパネル・ラインよりは簡単なはずなのにね。
ワンピースの色合いは、一応このモモコの瞳の色をリフレインしています。
瞳やリップの色のせいか、今回の服の色とのコントラストか、背景の色の影響か、照明が悪いのか、肌色が他の同じナチュラル肌のモモコよりもかなり濃く見えます。
写真だけでなく実物を肉眼で見てもそうで、モダンな印象を受け、アウトフィットはロマンティックなガーリー系じゃない方が良いと判断したのは、その為でもあります。
前髪がラウンド・ヘムなのも、何気に今時な感じです。
背景の布は、地元のチャリティショップで買った50~60年代位のビンテージ布。アーディングリーのアンティーク・フェアで、素敵なビンテージ・ファブリックが沢山売られているのを見掛け、高くて手が出ない~と散々ボヤいていた直後に丁度チャリティ屋で出会い、安価で手に入れる事が出来ました。このドレスの雰囲気にぴったりと思ったのですが、ちょっと主張が強過ぎて、ドレスの生地より目立ってしまったかな。
自分で思い描いていたより、実物はちょっと合わせる服装に工夫が必要なみんつくちゃんです。意外とマニッシュなタイプなど、都会的なカッコいい系、または思い切りカジュアルでラフな服装が、彼女には様になるのかも知れません。それをあれこれ考えるのも、今後の楽しみです。
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