ホーンジーの猫バッジ

 

このオレンジ色の猫のピン・バッジは、義妹から貰った今年の誕生日プレゼントに入っていた物です。イギリスのミッドセンチュリー時代を代表する食器メーカーHornsea ホーンジーの、最近出た復刻版の柄から用いたバッジだと言う事は一目で分かりましたが、こう言う猫の柄がホーンジーの食器に存在していたかは知りませんでした。検索してみたら、Magpieと言う現在復刻版を出しているメーカーには、確かにこの猫柄のマグが存在するものの、オリジナルのホーンジーに在ったのかは今だ分かりません。

正直猫として可愛いかは大いに疑問な化け猫柄ですが、憎めない愛嬌はあり、ピンとしてデザイン的にお洒落なのは確かで気に入っています。レトロなオプティカル柄の、しっかりした素材の台紙もスタイリッシュ。 

黒い主線が細かく型押しされた台座に、オレンジのエナメルで彩色され、品質も安っぽくありません。

しかしピン・バッチと言うのは、どう気を付けても工夫しても落とし易い物です。絶対に引っ掛ける事が無さそうな場所に着けていてさえ、やはり裏面のピンのキャッチが外れて危うく落としそうになりました。推し活をしている人にとっても問題なようで、市販品のキャッチは大抵バタフライ型かシリコン素材だから外れ易いものの、これをタイタック型(ネジ式のネクタイ・ピンのような物？)に替えると改善されるそうです。しかし、ここイギリスでは簡単に手に入りそうもなく…、またしても日本に帰るまでお預けです。