ハロウィーン当日のドール投稿は、ハロウィーン・パーティーの服装で締め括りたいと思います。
ハロウィーンにやってみたいドールのネタだけなら、本当は結構あるんですが、毎度ながら材料が揃わなかったり技術が伴わなかったりで、要は実現出来るネタが非常に限られています。
実際には、特に化け物の仮装とか服装自体がハロウィーンらしくなくとも、背景小道具大道具の効果だけで、つまりハロパに参加していると設定すれば、十分ハロウィーンらしく見えると他の方の投稿を見ていて思いました。
しかしXmasと違って、ハロウィーンのシーン・セッターをがむしゃらに増やしたいとは全く思えず、そもそも1/6ドールに役に立ちそうな可愛い小物が、イギリスでは中々手に入りません(…墓石のミニチュアなら本当にあったが)。なので、毎年同じ物を使い回するしかありません。
根本的に、並べている鼻から既に先に設置した物を不本意に自分で崩して行く為、沢山ミニチュアを飾ってジオラマのようなリアルな背景に設定するのが大の苦手(とほほ💦)。普段布だけで背景を済ませているのは、その為です。
そんな中、山小屋風チャリティショップでハロウィーンの紙製ガーランドが最近売られていて、これ位なら仕舞うのにも嵩張らないし、飾るのも蒸すかしくはないだろうから、シーン・セッターとして持っていても良いだろうと思い買いました。
丁度自分で紙を切り抜いてこんな物を作ろうと思っていたのですが、50ペンスなら既製品を買った方が返って安上がりで手っ取り早く十分です。
ところが、実はこれが50ペンスでさえ払った事に腹が立つ程の粗悪な品質で、型抜きが全く切れておらず、結局自分で一々切り抜かなければなりませんでした。これなら最初から作った方が早かったかも…と、後悔した程です。
今は潰れた大型チェーン店のオリジナル製品で、元値でもせいぜい1ポンド位だったのではと思いますが、だから倒産したんだよと納得しました。
今回のアウトウィットは、少しゴス風のクラシックな紫ブラウスに、極小の星柄のグレイ地のコンビネゾンを合わせ、甘辛(いや、どちらも甘くねーぞ)ミックス・コーデにしました。
やはりハロウィーンと言うと黒地の服が多くなるので、リボンやレース等の装飾は黒でも、地色は黒からちょっと離れたいと気まぐれに思ったのです。
黒の装飾は夏からせっせと集めた割に、それらを使用したゴス服自体は余り作っていません。まあゴス・ファッションだけなら、別にハロウィーンじゃなくとも良いはずです。
悪魔の角は、フェルトで手作りして市販のカチューシャに嵌め込みました。こんな不格好な物を作らなくとも、日本なら百均で簡単に買えるのになあと溜息が出ます。
ともあれ、今年のハロウィーンのドール撮影を考えるのも、やっとこれで終わりで正直ホッとします。別に仕事でもなければ、誰かから頼まれてやっている訳じゃないんだから、乗り気じゃないなら勝手にスルーすれば良いだけなのに、まるで無視するのもやっぱり気持ちが悪くて出来ないもんでして。
イギリスのクリスマスもつまらないのですが、少なくともXmasのドール服を考えるのは、ハロウィーンよりは楽しめます。毎回毎回、不平不満愚痴ばかりの私のドル活(笑)。