ちっちゃいアナ雪人形

今年の夏のフリーマーケットで、この小さなアナとエルサ姉妹の人形を買いました。アナ雪のファンでない処か、未だ一度も映画を見た事すら無いんですけど(笑)、単純にお人形として中々可愛いと思いました。

アウトフィットも靴も全部揃った未使用のような綺麗な状態で、値段はペアで50ペンス(約100円)でした。

アメリカのデザインのファッション・ドールに良くある、商業的な満面の笑みではなく、少しおすまししたような、角度に寄っては微妙に微笑んで見える表情なのも気に入りました。

アナ雪のファッション・ドールは、イギリスで中古人形として一番多く見掛ける位ありふれていますが、この小さなタイプは私は初めて見ました。身長は約12㎝で、普通の1/6サイズのアナ雪ドールの半分以下。リカちゃんの妹人形ミキマキよりは、スケール的に二回り位大き目です。

しかし単にチマキャラ化した訳ではなく、実際にアナ雪姉妹の子供時代をドール化しています。丁度アニメーターズ・コレクション・ドールをミニ・サイズにしたように、中々良く出来ていている造形です。 

この小ささでも腕を開げられ、更に膝に関節があり曲がり、意外と可動域が広いボディです。これなら椅子等に腰掛けれる!…と思いきや、脚の付け根自体が十分曲がらず、後ろに支えがない限り、膝を曲げなくとも座らせる事が無理でした。そして、やはり脚は閉じない。カラー・タイツは、予め脚に着色してあります。

靴はやはり外れ易いらしく、透明なプラスティックのゴムで、ぐるぐる巻きに固定してあるままです。

このエルサ人形の頭には、元はカチューシャが着いていたようです。右手(向かって左)には、一応ビニール製の冷却魔法らしき物が付いています。子供の頃って、エルサにもそばかすがあったのだと初めて知りました。

幼少のアナは、赤毛のツイン団子頭がお茶目で可愛い。前髪がかなり盛り上がっている為、顔に影が出来てしまうのが難点。顔型は、エルサより幼く見せる為か、縦に潰れている感じです。

この二人は、自分のリペイントの実験体にしたりはせず、しばらくはこのままで取って置くつもりです。でも、そばかすは消し去っちゃうかもなー。私にとっては、アナ雪のキャラクターである必要はまるでないものですから。