外観自体は、いかにも由緒正しそうな立派でクラシカルな建物です。Ibis イビスは世界中で展開する、ヨーロッパなら大抵の中規模以上の都市に在るチェーン・ビジネス・ホテル。普通は内装は至って簡素ですが、ここは「Ibis Styles」と言い一味違う仕様になってます。
正面玄関からして。こんな感じ。
これは、玄関のドアのハンドルです。因みに、ブーツではなくゴム長靴を模しているようです。
ここはいわゆるデザイナーズ・ホテルと言うやつみたいで、様々な個性的な装飾がそこかしこに施されています。
レセプション前のロビー・コーナー。センスがエルトン・ジョンっぽいと思いました。
地階(一階)のトイレ。入り口ドアのハンドルが、傘型になっています。
普通は赤い三角コーンで表現する進入注意のパイロンでさえ、そんなバナナ(←しょうも無さ過ぎると分かりつつ思わず口から出る)。
宿泊室に通じる廊下は、こんな風になっています。この時丁度秋でしたが、季節毎に貼り変えるとは思えず、多分一年中秋仕様なんでしょうね。
廊下の壁には何気に天気図の等圧線が描かれていますが。それと気付く人は少なそうです。
各部屋のドアは、イギリスの一般家庭の典型的な玄関ドアを合板プリントで模しています。ハンドルだけが本物で、ノッカーも郵便受けもプリントです。
その内(部屋)側。こちらには、郵便受けナシ。
部屋の大きさや設備は、大都市の中心部のビジネス・ホテルとしては極一般的でした。
全体的に天候がテーマみたいで、ミニ・サイドテーブルは雲、ストゥールは雨だれ?
造り付けのカウンター・テーブルのブラケットは、傘型になっています。
コンセットの脇の壁柄。余り目立たない場所が、無駄に装飾されています。
まあ目立ち過ぎても、気に障る利用客が居るって事でしょうか…。
クローゼットの奥にも壁絵。
浴室。機能は至って普通です。
朝食は地階のバー部分でビュッフェ形式でしたが、ビュッフェの割にフル・イングリッシュ・ブレックファーストではなくショボ目でした。同じホテルに宿泊したP太の同僚は、「俺、このホテルのふざけた内装が大嫌いだよ。料金は高いくせに朝食に焼きトマトもマッシュルームもないなんて」と不満気でした。米国人は否定的な言葉は「I don’t like~ 嫌い」さえ使うのを憚ると聞きましたが、英国人は「 I hate~ 大嫌い、憎悪する」ですら躊躇なく結構バンバン使い、総じてネガティブな表現が好きでポジティブを安売りしない(※謙虚とは違う)国民性です。
確かに斬新な内装ではあるけれど、高級感からはかけ離れているし居心地も特に優れてはおらず、ついでに楽しいとかお洒落と呼ぶにも中途半端で微妙なところです。兎に角車の利用者には不便なので、自分達で金払って利用する事は絶対にないホテルだろうから、無料で滞在出来たのは貴重な機会で面白い体験にはなりました。
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