マリン・スタイルで発売された青い瞳のrurukoには、購入した時から不思議の国のアリスっぽい青いドレスを着せてみたいと思っていました。
このワンピースは、随分前にチャリティショップで買っていた、古い枕カバーから作りました。もし日本であれば、何処の誰が使ったか分からない中古寝具を使うなんて言語道断でしょうが、イギリスでは昔から普通に売られているので、結構重要があるのだと思います。
それらで実際に寝る気は流石に私もしませんが、ドール服用に切り刻んだり、背景布として使う分には構わないと思いました。
何せ枕カバーには、イギリスでは安価で手に入りにくい、ドール服に適した薄手で細かい柄の生地が多く、全体的な大きさも手頃です(布団カバーじゃデカ過ぎ)。
特にこの枕カバーは、端がスカラップ模様になっていて、ドール服のスカート部分に最適だと思い買いました。
端の模様が異なった、または端に模様が集中した布は、ドレッシーなワンピースのスカート部分に向いています。
日本なら今はそう言ったドール服用の布も販売されていますし、ハンカチを利用すると言う手もありますが、イギリスではまず手に入りません。何度も言うけど、ハンカチ売られていないんだよ、今のイギリスでは。
少しアリスっぽくはあっても、アリスをイメージしている訳ではないのですが、こんな格好の頭にはやはりリボン付きのヘアバンド(カチューシャ)を飾りたくなりました。
腰の背面には、大きなリボンを付けています。
リボン付のベルトは付け外しが出来、取るとこんな風になります。
リボンを直接服に縫い付けなかったのは、どうせ長い髪で隠れちゃうかと思ったからなんですが、デザイン的にはベルト&リボンのあった方が良いようで、無いと物足りなく見えます。
兎に角レース・テープ等の異素材を組み合わせなくとも、刺繍等の装飾を加えなくとも、この布だけで間が持つのは、結構有難い事だと思いました。
プリントの褪せた具合が、返って落ち着いて安っぽくなく見えるような気がします。
青緑の湖のように美しい瞳のるるこなので、「湖畔のruruko」と題打ってみました。が、ドール撮影の背景に使えるからと、毎年溜めているイギリスの風景のカレンダーに、 生憎湖の写真が意外と少なかった…。
例えあっても、季節が夏じゃなかったり、こんな風に湖が青くなかったり。
この背景なんて、実は湖じゃなくて海に近い河口だし。イギリスで絵になる湖と言うと、ハイランドや湖水地方にほぼ限定されるようで、カレンダーには運河の写真の方が多い程でした。
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