練馬区立武蔵関公園にお花見に来たら、外せない桜の名所がもう一つあります。公園から武蔵関駅までの西武新宿線沿線が、桜並木になっています。
公道沿いなので桜の下では宴会は出来ませんが、桜そのものの見応えは、返って公園よりこの並木の方があるかも知れません。
この日は曇天でしたが、密集した桜の白さだけでも、乏しい日光を集めて反射し周囲が明るく見える程です。
ソメイヨシノの寿命は60~80年と意外と短く、歳を取ると花付きも悪くなるはずですが、ここの桜の木は概ね盛年で樹勢が良いのかも知れません。 白に近い花色のソメイヨシノでも、時折ピンクの濃い花が混じっています。
線路と並木の間には、石神井川が流れている立地も利点になります。
日差しが弱い中少しでも桜の花色を映えさせる為に、例え錆びた鉄製の味気ない人工河岸であろうと、色の濃い物は背景に利用して撮影。
そして、列車と桜と言うのが意外と絵になり、撮り鉄じゃなくとも撮影を楽しめます。
大して待たずとも、列車は頻繁に通ります。
西武線で一番在り来たりな各停電車の黄色も、桜には似合います。
やったー! ドラえもん電車来た~。「ドラえもん」を制作するアニメ・スタジオが、西武新宿線沿線の田無に在る為のコラボのようです。
もう10年以上前の話ですが、特急レッドアロー号の進撃の巨人コラボ「紅蓮の弓矢号」には乗ってみたかった…。
勿論この桜並木は、西武新宿線の電車の中からも楽しめます。各駅停車じゃない限り、一瞬で通過しますけど。
いつの間にかこの頃には日差しが多少出て来たようで、花色が少し明るく見えました。
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