2025/02/25

ギリシャ・ベイカリー・カフェのケーキ

 

昨年の自分の誕生日のお出掛け先をMargate マーゲートに選んだ理由は、この町に在る美味しいギリシャ・ベイカリー・カフェがお目当てでもありました。外食が物凄く高く付くイギリスでは、普段はお弁当を持って出掛けますが、この日は昼食はこのベイカリー・カフェで取りました(その代わり誕生日なのに夕食の外食は無し。ケチ)

ただし今回は、ここで前から食べてみたかったケーキも注文する事にしました。

ここのショーケースには、イギリスでは非常に貴重な、沢山の種類の美味しそうなフランス風のケーキがずらりと並んでいます。

食事として選んだのは、今回もギリシャ風のお惣菜系パイ。まず「ハムとフェタチーズ」。

そして「ホウレン草とフェタチーズ」を、二人で半分個ずつ食べます。

フィロと言う極薄のパイ皮を使い、温め直して出してくれるので皮がパリパリ。中身も良い塩梅。コーヒー(カプチーノ)もイギリスでは珍しくちゃんと美味しく、パイに合います。

そしてケーキは、まず苺ムース。

そしてキャラメル・ムースのケーキを一個ずつ。どちらもハート型で、お誕生日らしいではないか。こちらも、半分個して二人で両方味わいました。

ところが、このケーキは正直どちらも期待外れでした…。甘過ぎてクリーミィなコクはなく、何だか懐かしくも安っぽい味なのです。言うなれば、私が子供の頃田舎のパン屋で売っていた、バタークリーム・ケーキのようでした。今改めて写真を眺めても、この美味しそうな外見からは中々想像出来ない程イマイチな味でした。夫婦二人共、今後はここではケーキを買おうとは決して思わず、お食事系パイだけを頼もうと誓いました。

今思い返してみても、昼食が外食だから夕食の外食は無しってのは流石にケチ過ぎるのに、自分が騒いだ覚えが全くないのはヘンだなと思いました。良く良く思い出してみると、日本に帰ったらしばらく味わえなくなるからと、夕御飯は予めうちの近所の抜群に美味しいフィッシュ&チップスのテイクアウトを希望していたからのようです。私にとっては、自分で料理しなくて済んで美味しければ、それで十分お祝いになります。




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