2025/01/24

始業ベルが鳴る前に

この服は、本当は「うんざりな日々」のmomoko DOLLをお迎えした際、お披露目する時用に作った物でした。

しかし思い描いたようには行かず、後から「うんざりな日々」には狐っ娘和ロリ風の方が似合うと思い立ち、実際そちらの方が映えた為、結局この服はお蔵入りとなって出番を失いました。

元々は学校制服風のワンピースを目指していましたが、そもそもそれに相応しいトラッドなストライプ生地の持ち合わせもなく、期待した雰囲気には程遠く仕上がりました。

そこで、ネイビーのベルベットのベルト、ネイビーのタイツにタッセル・ローファー、臙脂のベレー帽(ちとモモコには大き過ぎ…)を合わせると、少しだけ制服っぽくはなりました。が、やはりどうも地味!

しかし、こんな濃い赤とブルーの組み合わせは元々好みで、自分で着るのであれば、この程度の地味さで十分だと思っています。…自分用には、勿論作れませんが。

実際にもしこれが学校制服だとしたら、十分華やかかも知れません

ところで数年前の日本の新聞に、「イギリスの学校制服は選択の幅が広く自由で安くて手入れし易く見習うべき」みたいな記事が紹介されていました。

しかしそれは小学校までの事で、イギリスでも中・高校生になるとキッチリ学校指定の制服になり、しかも公立校でも一着分が数百ポンドと相当高く付く場合もあります。更に生徒は未だ成長するので、サイズが変わり買い替えなくてはなりません。その為、制服は非経済的だから廃止しよう!みたいな声が、イギリスでさえ多いようです。

しかしもし制服を止めて私服にしたら、子供は幾らでも高い服を次から次へと欲しがる為に返ってお金が掛かるし、生徒の貧富差が一層あからさまになり、差別やいじめ等の問題に発展するはずです。

もし自分で学校制服をデザイン・決定するのであれば、トップはポロシャツにしたいと、以前姉が言っていた事があります。綿100%のブラウスやワイシャツと違い、ポロシャツは早く乾きアイロン掛けが不要で、更に伸縮性があるので着心地も動き易さも良いからです。そういや私が高校生の時、当然校則違反だけど、やはりアイロンを掛けなくて済んでラクチンだからと、こっそりブレザーの下にワニのポロシャツを着て学校へ行っていました(笑)。 




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