九月のArdingly アーディングリーのアンティーク・フェアでは、友達へのクリスマス・プレゼントに加える為に、この古いブローチも買いました。一目でその友達にぴったりだと思い、また今まで見掛けた事はないタイプなので見逃せないと思いました。
ぷっくり厚みのある木彫で、少し盛り上がったような塗料で彩色され、今尚ツヤツヤに光るニスで覆われ、お茶目なわんこを表したレトロな魅力が満載のブローチです。
口には赤い帽子を加え、その帽子の中には更に白い仔犬らしき物が入っているのも、思わずにんやりしてしまうようなユル~イ雰囲気です。
黄色い首輪からチェーンが伸びていて、異素材を組み合わせてある所もマル。
裏面には小さく外国製とのみ記されていますが、絶対昭和30年代頃の日本製だと思っています。古さの割に状態は良好なものの、裏面のピンのみ少し錆びていたので、着ける衣服等を汚してはいけないからと、少しヤスリを掛けて磨きました。
こんな風に売られていました。古いトランプを再利用してブローチやボタン、レース・テープやリボンの台紙にするのは、イギリスの古物では良く使われる方法です。
しかしこれは、優雅な菫のイラスト付きのトランプなのが、少しポイント高いと思います。勿論、この台紙に付けたまま友達に贈りました。
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