10月に訪れたNewark-on-Trent ニューアーク・オン・トレントのアンティーク・モール「Newark Antique Centre ニューアーク・アンティーク・センター」では、もしかして一番買い易いビンテージ・ジュエリーは余り扱っていないのかなあと最初は思いました。
あるとしても、ガラス製キャビネットの中の数段だけに、他のファッション小物と一緒に数個とか。
または、小ぶりのガラス・ケースにビンテージ・ジュエリーが集まっているのを時折見掛けるのみでした。
特に個性的なデザインも心惹かれる仕様も、未だ見付かりません。
これは、そう古くはなさそうなチョーカーです。エナメル彩色された花は可愛いのですが、首絞められているようでちょっとヤだな(笑)。
しかし、二階へ上る階段側に、目を奪われる程圧巻のビンテージ・ジュエリーの品揃えのストールがありました。
大き目のガラス・キャビネットのそれぞれの段に、ビンテージ・ジュエリーがびっしり。
そんな4~5段位の大き目キャビネットが、3~4台分集まっているストールです。
色分けもモチーフ分けも素材分けも、当然製造年代分けもされておらず、雑多にわちゃーと並べられ、おまけに売り場が相当暗いので、全商品を見渡してこの中からお気に入りを探すのは、時間も掛かるし至難の業でした。
ほとんどがブローチですが、ごろごろと粒が大き目のネックレスもあります。
私の大好きなルーサイトのインタリオのブローチは、幾つかまとめてありました。
刺繍の額装ブローチも、集められています。
この額装ブローチの中に、女性のヌード写真が嵌め込まれている物もあり、「何故だかこんなもんが流行った時代があるんだねえ」とP太が笑っています。
写真からすると60年代辺りの製品に見えますが、ブローチが今も昔もほとんど女性向けのアイテムなのに、一体誰がこんな物を着用したと言うのか、ホントなんで?!
ポルノと言ってもバストだけの、今時喜ぶのは小学生低学年だけのような控え目なエロですけど(笑)。
二階でも、ビンテージ・ジュエリーを多く扱うストールはあちこちで見掛けました。
ここでも、大好物のルーサイトのインタリオのジュエリーに幾つか出会いました。
インタリオでブローチとイヤリングのセットと言うのは、中々他では見掛けません。
象型のインタリオも、初めて見ました。
大きさがインパクトのある、透明感が美しいプラスティック製の花型のネックレス。その掛けてある「トライブル・アート」と呼ばれる木製お面が、ちと怖くて苦手です。
こうして見ると、ルーサイトのインタリオには結構あちこちで出会うのに、もう一つの好物ポップなエナメルの花ブローチには滅多に出会えない事が分かりました。このアンティーク・モールでも、一つも見掛けませんでした。
二階のレジ側で、一つどれでも1.5~4ポンド程度で売るビンテージ・ジュエリーのストールがありました。ガラス・キャビネットではなく、一つずつチャック式袋に入っているのがせめてもですが、それが4~5箱にごっちゃり詰まっているもんですから、隈なく全商品をチェックするのは到底無理でした。
このアンティーク・モールは、規模が大きくて女性的なアイテムも充実し、結局凄~く楽しめました。価格も、他の地域のモールより概ね若干安目だったように思います。P太も私も、ここで収穫がありました。P太は何故か、パイロットのシャープペンシルの芯を買っていました。そんなもん日本で幾らでも買えるのに、イギリスではもう手に入らなくて貴重だそうです(ホントか??)。
このモールを訪れる為にも、是非再びニューアークに行きたい物ですが、何度も言うけど我が家からは微妙に行き辛い遠さなんですよね…。
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