2026/08/07

オレンジ・ミスト

 

今回の一時帰国で、ドール用の浴衣向けの布地は特に仕入れて来ませんでしたが、浴衣に合いそうだと思った百均手拭いなら買って来ました。素材は綿とポリエステル混で、キャン★ドゥで手に入れたように思います。 

晒のような粗い涼し気な布目で、しかし糊はビシッと利いていて解れにくくなっている所が、ドールの浴衣を仕立てるのにピッタリそうだと思いました。

この柄の場合は方向の縦横は関係ありませんが、手拭いだから基本的に柄は縦長になっているはずで、その点もドールの浴衣を仕立てるのに適しているのではと思います。 

雰囲気的には子供っぽい浴衣になり勝ちだとは思ったので、モデルはリカちゃんのような22㎝ドールの方が問題無く似合いそうでしたが、柄の大きさ的には絶対に27㎝以上のドールの方が生きると思いました。

momoko DOLLの中でも幼さの残るこの「冬のバス停」なら、着こなしてくれるかなあと。 

1960年代のフラワーパワーのようなジオメトリックな花柄で、色も正にその時代を象徴するオレンジと黄色、そしてオリーブ・グリーン。

撮影して見ると、このプリントのインクが透けそうな粗い布目の生地の上でもしっかり発色するよう、かなりにマットな所も気に入りました。 

スウィンギンな浴衣なので、帯や飾りもカジュアル・ポップに纏めようと思いました。

ちょっと渋めの強い色地の大きな水玉地の帯で引き締めた上で、ふわふわチュールのキッチュな帯飾りと髪飾りを合わせています。 

帯の結びは、こんな風にしました。作れる結びのバリエーションが少ないもんで(とほ~)、せめてリボンを加えて少しだけ盛っています。

リボンもやっぱり水玉地にして、端にビーズが揺れます。

ウッド・ビーズのハンドルのバッグには、ビンテージの刺繍テープをプラスしました。

ところで背景布の柄が、うるさ過ぎて邪魔? 山小屋風チャリティショップで手に入れたインテリア用の分厚い麻混ファブリックなんですけど、果物いっぱいの美味しそうな柄で、つい使いたくなりました()

皮を剥いたオレンジなんて、どちらかと言うと温州みかんに見え、ぷりぷりで水々しそうに描かれています。 

しかし、エルダー・ベリー(西洋ニワトコの実)らしき物が描かれている点は、英国製ならではのデザインです。

若い頃の和装は、この年代でしか出来ない遊びや冒険、「外し」に勇敢に挑戦するか、それとも若いからこそ伝統柄で純粋な和風でばっちり決めるか、どちらも捨て難いところです。

ただし特に前者の場合、和装の基礎を分かった上でじゃないと、単なる無知な着付けだと一発で見破られてしまいそうです。着物警察おばさんに捕まって説教されるのは厄介だし、やはり若い内から何事も経験を積んで置くのに限るんだろーなあとは今更思いました。 




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