イギリスの自宅に戻ってまず私が出掛けたかった場所は、いつもの地元のフリーマーケットでした。冬期は閉鎖中だった郊外の牧草地でのフリマが、既に再開していました。
最早フリマやチャリティショップ等でビンテージの食器類を買う事はすっかりなくなりましたが、北欧や中欧の陶器で好みのレトロなデザインを見掛ければ一応買う事にしています。しかし、そんな北欧や中欧のビンテージも、ここ数年はとんと見掛けなくなりました。ところがその日のフリマでは、久しぶりに北欧ビンテージ陶器が売られているのに出会いました。
ノルウェーを代表する陶器メーカーFiggjo Flint フィッギオ・フリントの「Tor Viking トール・ヴァイキング」と呼ばれる人気のデザイン・シリーズで、 デザイナーはこの時代のフィッギオの象徴的なTuri Gramstad Oliver トゥーリ・グラムスタッド・オリヴァー。
アイテム的にはクリーマー、即ち大き目のミルクピッチャーです。持ち手部分が大きめに取られて使い勝手の良い、無駄の一切ないフォルムですが、下部に浅く溝の入っているところにちょっとだけ遊び心が。
私も好きなデザインですが、最初は安かったら買おう位にしか思っていませんでした。久々に出会った北欧ビンテージ陶器で好みのデザインなのに、何故そんなに消極的だったのか⁈…かと言えば、既に同じ物を持っていると思ったからです。
それで1ポンド以下だったら買おうと思いましたが、値段を聞くと5ポンドと言われました。ほんじゃさいならと去ろうとすると、幾らなら良い?と聞かれました。
ダメ元で半額以下の2ポンドと言いましたが、売り主は2.5ポンドならどう?と聞いて来ました。いや、2ポンドじゃなきゃ買わないと伝えると、閉店間際だったせいか、相手が折れて2ポンドで買う事が出来ました。
家に帰ってから確認した事には、既に持っているのは、やはりフィッギオのビンテージのクリーマーでトゥーリ・デザインでも、 「Astrid アストリッド」と言う別なシリーズでした~。フォルムと大きさは全く同じで、同型を使用しているようです。
トゥーリのデザインでは、この「トール・ヴァイキング」は「マーケット」や「ロッテ」の次位に好きなので、見逃さなくてつくづく良かったと思いました。
背の高い大き目のクリーマーだから、グレービー(肉汁)・ソース・ディスペンサーとしても使用出来、また花瓶としても使う事が出来ます。
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