アイルランドの守護聖人セント・パトリックの祝日 の三月十七日に先駆けて、実は三月一日はウェールズの守護聖人セント・デヴィッドの祝日でした。が、このお祭り、緑一色で盛り上がる聖パトリック・デーとは全く違い、ウェールズ本国以外では、一体どんな様子なのか何をするのか等ほとんど知られていません。多分ウェールズ自体では大々的に祝うのでしょうが、グーグル先生に寄ると、聖デヴィッド・デーのシンボルは国花水仙や特産ウェールズ・ネギで、ウェルシュ・ケーキ(スコーンのような焼き菓子)を食べて祝うとの事。水仙は未だしも、ネギがシンボルの祭りってどうなの?? …GANZのネギ星人を思い出す。
このティータオル、即ち布巾は、昨年義妹一家がウェールズに帰省した際のお土産として貰いました。ティータオルは、マグカップやコースターと並んでイギリスの典型的なお土産です。マグは毎回貰うと流石に困るのに対し、ティータオルは幾ら貰っても然程困らないアイテムです。気に入った柄は保管してもそう嵩張らないし、余り気に入らない柄は実用して使い倒せば良いのですから。
このティータオルは、実際ウェールズらしいデザインの上に柄が結構可愛く、更に英国内でプリントしていると言うのが貴重です。義妹は良く値札を取り忘れたままギフト類を渡す事が多いのですが(義弟がその場で申し訳なさそうに値札を剥がす)、これにも値札が残っていて、イギリスのティータオルとしても高価なのが分かります。
中央に描かれた人物は、ウェールズの代表的な女性用民族衣装を着ています。この娘さんの顔が、何だか「いらすとや」のイラストみたいにファンシー簡略化され、日本人にとっては親しみ易く感じます。
更に人物の周囲にぐるりと描かれた国花の水仙の花が、明るい彩と可愛さを高めています。…ネギじゃなくて良かった。そう言えば義母の家に、ネギのブローチが転がっていたな。
右上には、フックに引っ掛ける為のループが縫い付けられています。イギリス人は、布巾をこのように単にフックに掛けるか、オーブンのハンドルに掛けている(こちらの方が乾き易い)事が多いようで、専用のタオル・バーのような物を使用する習慣は余りないのかも知れません。
ウェールズはケルト系の国としては正直余り知られていないし、観光的にもスコットランドに比べると遥かにマイナーですが、今でも自国語(ウェールズ語)を重んじ、民族衣装を始め伝統工芸や文化を大切にしている国です。返って余り知られていないからこそ、訪れる度に新鮮な発見があります。
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