2026/01/15

ブリルの白い風車、再び

 

昨年の今頃、イギリスの冬には珍しく天気の良い休日が幾つかあったので、クリスマス休暇中のウィンザーも含めて夫婦で結構意欲的に出掛けました。そのお出掛けの中の一つに、ノーサンプトンシャーのBrackley ブラックリーのお気に入りのアンティーク・モールへ行くと言うのがありました(その時買ったのがこのガラスのキツネ)

その日は早い時間は晴れだが遅くからは曇りが多くなると言う予報だった為、いつもならアンティーク・モールの後に訪れるバッキンガムシャーのBrill ブリルと言う村に、ブラックリーへ行く前に寄ってみました。

ブリルは小高い丘の上の村で、その中でも特に見晴らしの良い風の強い場所に、村のシンボルの昔ながらの風車が立っています。

風車の白い羽は、青空にこそ映えます。この風車は、ヨーロッパで最も初期の支柱タイプの風車(=post mill)の、イギリス国内最古級で保存状態でも最良の見本と言われています。

 

また折角の眺望を楽しむ為にも、訪れるなら快晴の日が相応しいと言う訳です。

この丘からは、視界が良ければ六つの州が見渡せると聞きます。例え快晴でも、湿度が高くて霞んでいたりと必ずしも視界が良いとは限らないのです。

しかし冬で快晴と言う事は、放射冷却効果で気温が非常に低いと言う事。この日も水溜りが正午近くとも凍ったままな事から、かなり寒かったと思い出されます。

ハンガリーの友達にこれらの写真を見せたら、ハンガリー国内ではこんな古風な風車は、最早たった一基しか残っていないとの事。

風車の周囲の地面は、古代の土木工事跡を思わせるように、不自然にボコボコと盛り上がっています。

このボコボコの草地の合間に、猫が居るのを発見。

近所の飼い猫で、多分モグラやネズミ等の狩りに熱中しているらしく、急な土手も元気良く走り回っていました。

去り際の道路の向こう側に、さっきの猫が居ると思ったら……、そっくりな猫が二匹?? どう見てもきょうだいとか血縁のようで、仲良くお散歩中です。 

見晴らしの良い場所は、太古には霊的に強く感じられるからこそ、重要な建築物の立地に選ばれて来ました。例え霊的とかは信じなくとも、眺望の利く場所では、気持ちまで晴れるような特別なパワーを感じます。

 

 

 

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