2026/03/03

紅いべべ着たべち子

 

日本人形のような黒髪ストレートの「ジャパニーズブロッサム」タイニー・ベッツィー・マッコール人形に、本格的な振袖を着せたいと思っていたのに、お正月には間に合わなかったと言うか、機会がありませんでした。それで、桃の節句の晴れ着としました。テーマは、ずばり市松人形。 

この和柄コットンは、五、六年前に日本で買った生地で、柄の細かさも散り具合も正にドールの着物用にぴったりですが、未だ一度も着物を仕立てていなかったのが自分でも意外でした。

赤地に松竹梅、丹頂鶴、富士山と、日本人の好きな御目出度さがてんこ盛りです。 

伝統的に日本では魔除けの意味を含めて、子供に進んで赤い着物を着せたのは有名な話です。幼児の死亡率が高かった昔は、それは切実な願いだったと思います。

しかし、特にそう言う意味を込めなくても、やはり赤い着物は子供に似合うと思います。

市松人形風には、豪華絢爛な金襴の帯こそが相応しいと思いました。この帯は使い回しですが、帯揚げや帯締めは寄り基本的なタイプに変えました。

寸胴な体型的にも着物はぴったりそうに見えますが、実は首が短い上に付け根が末広がりで太い幼い子供の人形は、襟開きや前袷が上手く出来ず着付けに結構手間取ります。

襟の上に、まるで盛り上がったほっぺが乗っているよう。この光景、毎日鏡で見ているような…。  

べち子ことベッツィー人形は、同じ位の身長の子供人形の中でも腕が特に短いので、縫っている最中も、果たして袖巾は本当にこれだけで間に合うのか?と不安になります。

そして、このべち子、単独で見る分には問題なく十分色白肌に見えますが、実はモモコやるるこ等の日本のドールと並べると、普通肌と比べてもかなり肌色の濃いのが分かります。

と言っても日焼け肌とか地黒なのではなく、プラスティックの素材そのものがドス黒くくすんでいるのです。バービー等のアメリカのデザインのドールはこんな感じの物が多く、正直写真写りと言う点ではマイナスです。 

更に、すっかり市松人形のような真っ直ぐふっさりな黒髪と思いきや、実は梱包時に変なクセが付いちゃって波打ち、水で濡らしてポリスリープで固定したりと色々試みましたが直りません。

元は高価な人形のくせに(特価で買ったけど!)、髪質もサランのような熱に強い素材ではなさそうで、ヘアアイロン等が使えるのかも疑問だし、もしかして一生このヘンな髪のままなのかなあ…。

ミニチュアの雛段セットは、ドル活者に大人気のリーメントの製品。折角姉が買ってくれたので、毎年これを雛祭りに使わない手はありません。 

何度眺めてもうっとり精巧な造りですが、やはりパーツが多く細かいだけに並べるのは大変です。 私のような不器用者は、並べている最中から先に並べた物を崩して行くのでトホホです。来年からは、親王飾りにするか(苦笑)。





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