2025/09/26

一つ団子頭のバービー

 

しばし、バービーのリペイント&カスタムが続きます。長い間ドールのリペイントから離れていたせいで、中々やる気が出なかったり体調不良を言い訳に、最初の一歩からして踏み出せず取り掛かれずにいました。それが自己嫌悪でストレスで、益々やる気が削がれる悪循環。

しかし一度し始めると、典型的な発達障害者の特徴で、他の事はそっちのけで頭の中はこればっかりになり、次から次へと仕上げたくなって止まらなくなりました。

このお団子ヘアーのバービーは、今年の夏にフリーマーケットで買いました。実際にはこの団子髪は、長い髪を結い上げて纏めてある訳ではなく、浅田真央リカちゃんツイン団子rurukoの髪型同様に、先がくるんとカールされた短めの髪を束ねた仕組みなっているようです。

購入した時には、ソフビ製のキッチン・ミトンの付いた普段着の格好をしていましたが、元はレオタードを着た体操選手のバービーだったようです。ボディは、フラット足の簡易版可動式です。

彼女には、ポップなファッションが似合う人を目指して貰う事にしました。引っ詰め頭は他のバービーと比べると地味で老けて見え勝ちなので、メイクは明る目で若々しく活発そう、でもあくまでケバくはなくを心掛けました。

元は正面向き目でしたが、横向き目にしました。単に変化を付けたかったのと、例え型押しに沿っても左右の瞳を全く同じにリぺするのは難しく、特におでこが全開な分正面目では不均等さが目立ち誤魔化しが利かないので、その「逃げ」の為でもあります。 

普通バービーの瞳には、私は星を一個ずつ描き入れているのですが、今回は二個描き入れました。一個だけ増やしただけなのに、途端に少女漫画っぽいキラキラ感が増すと思いました。どうせならとリップにもハイライトを入れて、更に漫画らしくしました。

元々スタンダードな金髪バービーの地黒な肌色をしていますが、写真だと一段と肌が暗く見えます。背景や服の色のせいもありますが、リップの色が一番大きく影響するようです。まあ夏服の場合は問題ないんですけど、冬服がどうにも馴染まないように思います。

服装は、まず60~70年代風のカジュアルなワンピースを着せようと思いました。

 身頃に使った花柄の生地は、例の中古布の詰め合わせ巨大バスケットに入っていた物。 

このローウェスト切り替えの身頃を作る分しか残っていない、本当に小さな端切れでした。

 少し起毛掛かった生地で、黄緑、ターコイズ、グレイで花柄がプリントされています。

中途半端に古い布の詰め合わせの中で、多分これだけは本当にビンテージだと思いましたが、 撮影中に気付いた事には、確かに何だかくすんで薄汚れて見える…!(苦笑)。  

スカート部分には少し渋めの黄緑のギンガムチェックを縫い付けましたが、どうも締まりがなくて物足りないと思い、仕上がった後から同色無地のポケットを縫い付けました。 

タイツ…と言うかハイソックスは、単なる私の古着のよれよれになったカットソーから作っているので、油断すると弛んで来て足首がなくなります。可動式素体のように滑る素材だと、尚更そうです。 

プラスティック製の椅子は、バービーの白いラタン椅子と同じ日に別のストールで購入した、ブラッツの物のようです。ブラッツやレインボー・ハイの人形自体のデザインはアレですけど(カスタムする気にもなれん)、家具やバッグ等の小物には使える物の結構あるのが意外です。

ブラッツのボディはバービーより小さく、この椅子も背もたれ等がヘンなカーブになっているので、果たしてバービーでも座れるのだろうかと疑問でした。

案の定ちゃんと尻は収まっていないようですが()、何とか座っているようには見えます。

カジュアル&ポップな服装は問題なく着こなせるようになったとは思うのですが、他にはどんなスタイルが似合うだろうかと、色々模索中のお団子頭バービーさんです。

 

 

 

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