一昨年の一時帰国時、五月に福島県の実家から東京の姉宅に戻ると、早速お友達のキチ吉ちゃんがお出掛けに誘ってくれました。代官山で蚤の市が行われるので、一緒に行かないかとの事。共通のお友達のIちゃんも丁度お仕事がオフだったので誘い、三人で出掛けました。
代官山に来るのは、イギリスに住み始めてからは初めてだと思いますが、東京に住んでいた頃は、個性的な雑貨店、衣料店が多くて好きな街でした。何せ東横線代官山の駅を出るとすぐに、古墳が在るのも魅力的です。
それがこの猿楽塚で、小さな神社になっていおり、お社もあってお参り出来ます。
キチ吉ちゃんとは代官山駅で待ち合わせし、代官山蚤の市会場に到着。お天気も快晴で、賑わって混雑していました。Iちゃんとは、現地で合流しました。
代官山蚤の市は、毎年五月中旬の二日間開催されるそうで、入場は無料。今年(2025年)で、23回目だとか。入り口の横幕にフランス語で記されていた通り、売られている物はフランスのアンティークやビンテージがほとんどです。
流石にお値段は張りますが、選りすぐりの商品が集まっています。例え実際に個人でフランスの蚤の市へ行っても、これ程日本人の好みに合うお洒落なアイテムに集中して出会う事はないはずです。
例えば、ビンテージ・レースのテープが、こんなにきちんと見易く整列されて売られているなんて、日本ならではの工夫・配慮だと思います。
ちょっとだけ室内会場もあり。凄い人だかりでストールに近付けず、何を売っていたかは記憶にありません💦
丁度1/6ドールに使えそうなサイズのミニチュア・キャビネットには、凄く惹かれます。
ファッションの国だから、ビンテージ・スカーフも素敵な物揃い…と思いきや、やはり日本の消費者向けに厳選されているのだと思います。
ビンテージ・ジュエリーも、素敵な物が揃っています。
しかし、何度もパリの蚤の市に足を運んだ事のある姉の話に寄ると、ビンテージ・ジュエリーはロンドンの骨董市の方が充実しているそうです。
私の大好きなルーサイトのインタリオは、フランスで製造されていたと聞いた事がありますが、確かにここでも売られていますね。
この鳥モチーフのジュエリーのコレクションにはうっとり。台紙も素敵です。
その側には、鳥の描かれた、今まで見た事のないタイプのハンドバッグも。ハンドルも本体も木で出来ていて、全体から優雅さと気品が漂っています。
フランスらしいエレガントなアンティークの中に、レトロポップなビンテージも時折混じっています。
このエナメルで花柄が絵付けされたガラス板は、何に使う物なの?? …なんて謎なアイテムに出会えるのも、蚤の市&骨董市ならではの楽しさです。
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