今年の郊外型フリマが、4月中旬にやっと始まりました。その日の天気は晴れのち雨と予報されていましたが、待ち構えていた人達が押し寄せ、歩くのもままならない程の大盛況でした。しかし私は、途中でサブバッグを失くした事に気付き、狼狽えている内に服とマリメッコのバッグに子供からアイスクリームを大量にべた~とくっ付けられ、初日からツイてないなと気落ちしました(チョコではなくヴァニラだったのがせめても)。そんなガッカリの中でも物色は怠ってはいけないと、自分に言い聞かせ奮い立たせました。そこで見付けたのが、このルーサイトのインタリオのフクロウの置物です。
裏彫りでも彩色はありませんが、インタリオでフクロウのモチーフは初めて見ました。フクロウが農場っぽい柵の上に留まり、柵の下には草が伸び、背景には星と月が見える童話的なシーンを描いています。
この形態の置物では、バラの花のなら以前手に入れた事があります。ルーサイトのインタリオのブローチに比べ厚みがかなりあるので、斜め脇から眺めると図案が二重に見え、少し不思議な魅力が味わえます。
結局サブバッグは、車の中にウッカリ置き忘れていただけでした。フリマを見回っている間は雨も降らず、ちゃんと収穫にも幾つか恵まれ、服とバッグは洗濯すると汚れがすっかり落ち、全く悪くない今年のフリマのスタートとなりました。しかしイギリスのフリマに来る客って、そんな凄まじい人混みの中でも食べながら(子供に食べさせながら)歩くわタバコ吸うわ、物凄い砂埃の車道の脇の地面に座り込み、チップスを食べていたり赤ちゃんに授乳していたりで(皆白人)、やっぱりそう言う人達が多く集まるんだね…と改めて実感した私です。
0 件のコメント:
コメントを投稿