2025/01/30

春節飾り

 

他にブログのネタがない為、ドール記事が続きます()春節バービーを撮影する前に、丁度大きな中華スーパーマーケットに行く機会があり、其処で春節用の紙小物が幾つか売られていました。ポスターと言うか張り紙(赤と金)、ミニチュアの提灯(赤と金)、お年玉袋(赤と金)、紙皿やナプキン()などで、ここ数年は近所の普通のスーパーでも一部売られています。どれも、レトロなキッチュさが思わずそそられるデザインでした。

今までドール撮影用の春節飾りは自分ででっち上げた物しかなく、ここで一丁本物の春節飾りを買ってみる事にしました。勿論、毎年使い回しする為です()

吊り下げる同じタイプの飾りが、5つ入ったセットです。この他にも、金運、家庭運、愛情運等をそれぞれ願う紙製吊り下げ飾りのセットや、干支の蛇モチーフも販売されていたように記憶しています。

色の中心は赤と金(兎に角中国人が好む色合いらしい)で、赤地はフロッキー加工、柄はエンボス加工され、更にラメが鏤められて目出度さを盛り上げています。「大吉大利」とは、とても縁起が良く順調だと言う意味で、中国人が好んで使う言葉だそうです。この他「春」「福」やそれらをを逆さにした文字も、春節飾りに多く見掛けます。

良く見ると、中心となるのは魚二匹が組み合わさった形。これは「双魚」と言う漢の時代から人気のモチーフで、魚の種類は鯉だそうです。日本ではお祝いの魚と言えば鯛ですが、中国では鯉だとか。

商品名は「幸せの種」と言う意味のようです。お店では、これらを梅の枝等の植物Xmasツリーのように沢山ぶら下げてディスプレイしていて、中々の可愛さでした。

ところで実を言うと、春節自体は私にとっては全く喜ばしくありません。毎年この季節に、ウィルスが世界中にバラまかれるのかと怖くなるからです。この休暇に大量の中国人が移動し、当然海外旅行もする訳で、もし中国で新しいウィルスが発生すれば、世界的な流失・拡大は間逃れないはずです。実際に今年は、風邪に似たコロナとは別の感染症が、再び中国本土で大流行していると聞いています。

心配し過ぎと思われるかも知れませんが、コロナ流行の初期だって、一体何人の人がこれ程まで世界の惨事に発展すると考えたでしょうか?? 日本に比べたら遥かに少ないはずのイギリスの中国人観光客でさえ、旧正月以外ですら驚く程の数を見掛けます。

差別と思われても仕方ありませんが、事実昔から専門的に中国南東部は新型ウィルスの誕生し易い場所だと言われ、また中国の世界一の人口の高さはそれだけで十分驚異です。

 

 

 


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