2022/11/20

北イングランドの旅 ライノーズ峠

湖水地方の旅の二日目で、Great Langdale 大ラングデール谷からBlea Tarn Pass ブリー沼峠を抜け、この日の最終目的地となる、湖水地方きっての景勝道路の一つWrynose Pass ライノーズ峠を目指しています。


ブリー沼峠から主要道路に入ると、急速に登って割とすぐにライノーズ峠に到着。この西の先は、古代ローマ時代の要塞跡の在るHardknott ハードノット峠に続き、しばらく民家の一軒も見当たらない忘れ難いドライブを楽しめますが、この日は時間もないのでここで引き返します。

ここからは、Little Langdale  小ラングデール谷を始め、東側を相当遠くまで見渡す事が出来ます。夕暮れ近くなって日光の方向も撮影に丁度良いはずでしたが、生憎西側の空は雲が多くて中々陽が差しません。

そこで、今回も前回同様、陽が差して谷を照らすまでここで待ちました。

この時は未だ9月だったとは言え、ここはイングランドでも北部の山間地と言う事もあり、夕方が近付くにつれ大分肌寒くなって来ました。義母には、車内で待って貰いました。

秋分を過ぎて太陽の高さが殊更低くなると、高い山が西側に聳えるこの場所の日没は、物凄く早そうです。

北イングランド特有の羊放牧の為の石垣が、険しい山頂まで続いているのには改めて驚きます。

 

15分位粘って、やっと待望の陽が差して来ました。

眼下に見える湖沼は、小ラングデール沼。

帰りは、Windermere ウィンダミア湖東岸のウィンダミアの町経由で、高速道路6号線近くのホテルへ戻りました。このウィンダミアからAmbleside アンブルサイドの間の道路A591号線は常に混んでいて、更に金曜の午後からは団体旅行者の観光バスが続々と増えて来たせいか、この日も酷く渋滞していました。車のナビゲーターはこの道を避けるよう指示していましたが、山間地帯で道路の数は少ない為、そうすると物凄~く遠回りになります。やはり観光的に人気があり過ぎる為、不便な点も何かと多い湖水地方です。

 

 

 

0 件のコメント: