2022/11/15

モキシー・ガールズをリペイント オーバーン編

 

このMoxie Girlz モキシー・ガールズ人形は、金髪ストレートのAvery エイブリーと同じストールで一緒に買った、もう一体をリペイントした物です。

やはり、オリジナルのアウトフィットを着用したままで購入しました。相変わらずハスッパではなく一昔前の現実の子供らしい服装だけど、さりとて特別可愛くもない恰好をしていました。

私にとっては初めて手に入れる、オーバーン(赤味掛った栗毛色)の髪に、元は茶色い瞳のタイプのモキシーで、キャラクター名を「Ida アイダ」と言います。

眼が思いの他でっかく濃ゆい顔になってしまった金髪ストレートのモキシー、自分としてはメイク盛り盛りで思い切りゴージャスに仕上げたつもりのマーメイドのモキシーの後だったので、今回はナチュラルを目指す事にしました。しかし、一応これで一段落~と思って改めて顔全体を眺めた時、…余りに地味でガッカリしました。目力がないと言うか印象薄いと言うか、第一に可愛くありません。ナチュラルと、地味や手抜きは明らかに違います。自分で自分を「やる気あんのかコラァ」と怒付きたくなりました。

それで再度虹彩を塗り直し、このように仕上がりました。ナチュラルとは言え、ブラウン系でアイシャドウも入れました(欧米にはまず存在しないナチュラル・メイク…)。手慣れた方なら邑なく均等に薄塗りに出来るのですが、私の場合は物凄いムラムラボコボコです💦 

しかし、眼の位置と形は、恐らく今までの自分の中では一番モキシーの顔の成形型に似合っているかもと思っています。ホームベースの顔型もこれなら余り目立ちませんし、適度に若々しく穏やかな顔に見えるんじゃないかと。

服装は、自分の実際のお気に入りコーデを参考にしました。昔姉からプレゼントされたSM2のワッフル地のエプロン・ドレスに、キチ吉ちゃんからプレゼントされたブラウスを合わせると言う格好です。ナチュラル・ファッションが意外な程違和感ある自分にとって、非常に珍しく似合うコーデなので気に入っています。

しかし私用の実物は、エプロン・ドレスは水色ではなく生成り地だし、ブラウスはダーク・グレイ地で袖口はカフスで絞ってあり、結局大分掛け離れてしまいました。茶系のブラウスだと髪色と被り過ぎてしまい、組み合わせがイマイチ映えません。髪を後ろに束ねると、何とか落ち着いて見えました。このエプロン・ドレスの雛型にも、きっとグレイ地のブラウスの方が似合ったであろうと想像しますが、生憎丁度良い生地の持ち合わせがありませんでした。

エプロン・ドレスはmomoko DOLL用の型紙、ブラウスはリカちゃん用ので作っています。エプロン・ドレスの肩紐だけはモキシーにとっては長過ぎる為、今はボンドで仮留めし、後でモモコ用に直し固定するつもりです。

エプロン・スカートは、「DOLL'S CLOSET seasons」のサロペットの型紙を元にアレンジしているので、サロペット同様に両腰脇にポケットがあります。しかし腕の曲がらないモキシーのボディにとっては、ポケットに手を入れるのも結構無理矢理で、正直余り意味がありません。

紫のハイカット・スニーカーは、彼女のデフォルト。このスニーカーを履いたままでも可笑しくないコーデを一応目指しました。ドールのアウトフィットをデザインする際、モデル人形の履けるサイズの靴の種類を把握し、その範囲内で靴から服をデザインを起こす事もあります。服を作った後で、似合う靴を持っていない、または似合う靴を持っていてもサイズが合わず履けなくてじれったい!と言う経験を何度かしましたので。

足と靴が一体化した先を足首で着脱する仕様だから、ソックスを履かせる事は出来ません。しかし生足では流石に寒々しく見える季節になって来ましたので、レッグウォーマーのような物(切りっぱなしで、しかもボンドで貼っただけ)をくしゅくしゅと履かせています。

ツイストの前髪も彼女の元からの髪型で、これは可愛いのでそのまま再現しておこうと思いました。髪先はちりちりに劣化していて、本当はカットしようかとも考えていましたが、このねじねじ前髪は今後も残したく、その為には後ろ髪の長さはある程度必要なので決め兼ねていて、結局未だ切らないままにしています。


モキシー・ガールズは、凄く好みの顔の成形型な訳ではないし、ボディも可動式でなく特化する点はないにせよ、リぺに寄って雰囲気は結構変わり、割とどんな自分好みの服装も着こなしてくれるので、カスタムし甲斐のある人形だと思っています。何より、イギリスのフリマで中古が割と手に入り易い為、リぺの練習台に持って来いです。

 

 

 


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