2022/11/14

北イングランドの旅 アルスウォーター湖

P太と義母との湖水地方の旅行の二日目で、不意に立ち寄ったシャップ修道院の遺跡の次に目指したのは、湖水地方で二番目に大きい湖Ullswater アルスウォーターでした。まず湖北端の村Pooley Bridgeでトイレ休憩し、ついでにちょこちょこ土産物を買い、湖の西岸をドライブしました。

湖を訪れると言っても、時々車の止められる道路脇で駐車して、単に眺めて写真を撮るだけ。湖岸は道路から崖下になっているので、残念ながら義母は車から降りて湖に近付く事すら出来ません。

アルスウォーターは湖水地方の典型的な「ribbon lake」で、氷河期に形成された氷河谷に氷の溶けた水の溜まった、縦に長く幅が狭い氷河湖です。

長さ11㎞、幅は1㎞、水深60mと言われ、湖は北東から南西へ長く伸びています。

前回この湖畔を通過した際は、悲しい雨ふりの日でした。湖水地方は、イギリスの中でも特に雨の多いブリテン島の北西で、更に山間部だから一日中晴れる日が珍しいのです。

しかし、そんな天気の悪い日でさえ十分美し見えたのだから、晴れた日の眺めは思った通り格別でした。

この後道路A592号線を南下し、湖水地方で最も標高の高く眺めのダイナミックな峠Kirkstone Pass(海抜485m)を通過し、ウィンダミア湖の西岸に行く予定でした。が、何故か何度車のナビを設定しても峠を避けます。

なんとこの道、落石の為に通行禁止になっていました。こう言う時、グーグル地図の情報だけでは頼りにならないんだよなあ…と痛感。峠の茶屋ならぬ峠の歴史的なパブ(イン)も、残念ながら最近閉鎖してしまったとか。結局、かなり遠回りしてウィンダミア西岸へ行かねばなりませんでした。

 

 

 


0 件のコメント: