2022/11/13

オレンジ花柄のピッチャー

 

土曜日開催のフリーマーケットは、今年は10月末まで開かれる予定でしたが、10月中旬で突然終了してしまいました。例え当日は快晴でも、グラウンド・コンディションがぬかって悪過ぎるからだそうです。確かに10月に入ってから、天気予報で雨マークの付かない日、実際に雨の全く降らない日は稀でした。そこで仕方なく、アーディングリーのアンティーク・フェアが開催される農業展示場で、毎週日曜日の午前中に開催されるフリマへ行きました。何故「仕方なく」かと言うと、このフリマはHPFacebookのアカウントも持っているのにも関わらず、基本的なフリマ管理を理解しておらず、「今日は開催」「中止」「入場料は~ポンド」とかの最重要な情報が掲載・更新されていないからです。実際昨年の日曜日に一度訪れてみて、開催中のサインはあるのに開催されていませんでした。其処で今回は駄目元で訪れてみた訳ですが、…意外にも開催されていました。

その日は快晴でしたが、其処でも地面はやはり相当ぬかっていました。出店数はそこそこでしたが、会場を何度か見回っても、買いたいと思える品に一向に出会えませんでした。そのフリマで不用品を売る一般のストールは比較的若い世代ばかりだし、またプロのディーラーも多く、更にハンドメイド作品を中心に売る(イギリスの手作りには惹かれる物が滅多にないが)ストールも結構多かったからです。そして何故か、ファッション・ドールの一つも見掛けませんでした。しかし入場料を払った手前、またこのブログ記事を書く為にも()、何か一つでも買って帰ろうと半ば意地で買ったのがこのピッチャーです。

ドリンク用のピッチャーとしては小さく、クリーマー(ミルク・ピッチャー)としては相当大きいので、もしかしたらグレービー・ソース入れかも知れません。口が広くて安定の良い形だから、私はペン立てとして使うかもと考えています。この口の広さなら、植木鉢カバー代わりとかにもなりそうです。


アンティーク・モール等で時々見掛ける花柄で、凄く珍しい品ではありません。しかし、ビンテージを紹介する書籍等にも度々紹介され、言わばスウィンギン時代のイギリスを代表するようなデザインです。


結局このフリマでは、クリスマス用の電飾も買い(P太が)、それは家に帰って実際に使用してみると、実はかなり嬉しい買い物でした。…しかしうーん、このフリマには、今後は余程晴れている時のたまにしか行かないかな。入場料一人1ポンドの割に、規模が小さ過ぎます。寒い季節のフリマは何処も概ねそうですが、プロの出店者の割合も高いし。行き易く駐車も簡単で立地的には抜群なのに、基本的な管理がちゃんとしていないのは非常に残念です。

 

 

 


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