2022/11/11

走れ! 小次郎号

 

大盛況だった土曜日開催のフリマで、最後の方にこの犬の模型を買いました。ポリ製の犬の型にフェイクファーが貼ってある造りで、縫いぐるみでもなければフィギュリンとも呼べない為、一応犬モデルか犬模型と言う事にしておきます。中国製なのはほぼ確かで、そう古い製品でもありません。

P太が同じような仕様の猫を持っていて、ウサギのリアルファーが貼ってあります。彼の独身時代に、義母と義妹からプレゼントされたそうで、流石にP太本人も当時から悪趣味なシロモノだと思ったそうです(…しかし処分せずに未だ何処かに持っている)。義母も義妹も動物好きで毛皮製品は嫌いなはずなのに、何故リアルファーと気付かずに買ったのか疑問です。フリマでも似た物を見掛けた事があり、やはりウサギの毛皮が貼ってある動物の模型でした。

イギリスは動物愛護の観念が徹底していて、本物の毛皮は目の敵にされているのに、今までそう言う物が一定数でも輸入されているのは不思議でした(時々リアルファーをフェイクファーと偽って販売する事はある)。今後は実際に毛皮の製造・売買が法律で禁止される為、遂にこの手の模型の仕様もフェイクファーに変更されたのだと思います。

これがもしリアルファーだったら、幾らフリマで激安でも私も買わなかったと思いますが、フェイクファーで、昔実家で飼っていた小次郎君を思い出させる犬種で、更にスケール的に1/6ドールに使える大きさだから買いました。

小次郎はシベリアン・ハスキーでしたが、これは巻き尾なので実はアラスカン・マラミュートなのではと思います。安物ながら瞳がドールアイで、もふもふ感が良く出ていて、ドールと合わせるのには十分耐えられる見た目だと思いました。

P太に見せたら、耳と鼻先がハスキー(またはマラミュート)にしちゃ尖っていなくて、どちらかと言うと猫みたいだと言われました。

お人形に対して、やっぱデカ過ぎ? これでは、セイント・バーナード犬並みの大きさですね。…栄養過多で、育ち過ぎたハスキーと言う事で!

この犬のお散歩中のリエちゃんに着せているアウトフィットは、昔のジェニーのワードローブです。ボディをSA(スーパーアクション=フル可動ボディ)に替えた彼女には、袖が少し短くなっています。多分1990年代の製品で、「コーディネイト・ドレス」と言う着替えの単独販売だったと記憶しています。

当時の市販のジェニー用のアウトフィットを、ジェニー・ショップで買った特別なデザインのも含めて、結構沢山持っているのに、実際には余り、どころか全くドールに着せていないのも沢山ある為、今後は出来るだけ活用して撮影し、記録に残して行きたいと思います。

当時でも、こんなリアルクローズに近いアウトフィットが、ジェニーにも存在していたのが結構意外です。そして、今も昔もこんなナチュラルでアウトドア派な服装が好きと言う、自分の好みが大して変わっていない事を改めて認識しました。流行が回り回って、今日本で人間が着ていても可笑しくない大き目サイズの格好です。

実際にドールに着せて見て、フィッシャーマン・ヴェストの肩が張り過ぎているのが変かなーと思いましたが、足にごつい黒のエンジニア・ブーツを履かせたら、何とかバランスが取れました。


市販服でも色々試して組み合わせてみると、コーディネイトや撮影のセンスを少しは磨けるかも知れません。

 

 

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