2024/06/21

花のような二人

 

作ったmomoko DOLL用のアウトフィットは、撮影後は大抵姉に送りますが、この「アリスのさがしもの」のお迎え用に作っていたピンクのサマードレスは、すぐに送らずに手元に残していました。

何故なら、姉も「アリスのさがしもの」モモコ(アリサと命名)を持っており、「静寂を捧ぐ」モモコ(シズカ)と双子設定で主役格にしているので、絶対二人揃って着せる為の御揃いが欲しかろうと思ったからです。

そこで双子コーデとして、今回ほぼ同じ服の青系バージョンを作りました。

姉は間違いなくアリサにピンクの方を、シズカに青系を着せると思います。それらの色を好むキャラ設定なのだと思いますが(ドル活をしている人の中には脳内少女漫画を楽しんでいる人が多いようだ)、黒髪ストレートのシズカに寒色系を着せると、正直寂し過ぎて陰キャっぽい…、いや地味なのではといつも思います。

私は、ブルネットの「オレンジショコラ」にピンク系を、ブロンドの「ヒースの妖精」に青系を着せました。

まず、うちで「アリスの~」以外でピンクが似合うのは、断然この「オレンジショコラ」です。

ピンクと言っても幅広いし、服のデザインにも寄りますが、少なくともギンガム・チェックのピンクの合うイメージのモモコは、我が家ではこの二人以外には居ないかも。

そして「オレンジショコラ」に一番釣り合うのは、この「ヒースの妖精」です。モモコ・ドールは、様々なテイストのファッションを着こなすよう、髪色や髪型、メイク、眼の向きなど変えて多様なバリエーションがあります。その為同じモモコでも仕様に寄っては、並べると雰囲気が違い過ぎて不釣り合いな全く場合もあるのです。

また、服装のデザイン的にもこの「ヒース」で問題なく、更に前髪無しで「オレンジ~」よりは大人っぽい彼女には、ブルー系の方が落ち着くと思いました。うちで正面向き眼のモモコはこの二人だけなので、その点でもバランスが取れ、共演もぴったり息が合って見えます。

「花のような二人」と言うタイトルは、往年のベッツイ&クリスのヒット曲「花のように」に登場するフレーズから取りました。リアルタイムでは知りませんが、ベッツイ&クリスはアメリカ人の女子大生デュオで、声質のばっちり合う澄んだ珠玉のハーモニーで、美しい日本語の歌を歌っていました。

特に、加藤和彦作曲&北山修作詞コンビに寄る三曲、この歌とデビュー曲の「白い色は恋人の色」、そしてSGの「ボクサー」のオマージュらしい「美しきものたちよ」は、今聴いても心が震えるエモさ。

花のような二人が恋して終わったと言う歌詞の内容なのですが、恋の終わりはいつもドロドロで、「花のように」恋愛が終わるのは流石に美化し過ぎのファンタジーだとは思います。

しかし、美しいお百合な二人ならあり得るかも?? などと勝手に妄想を膨らませてみました。




2024/06/20

初夏の小金井公園

 

昨年の五月に小金井公園で開催されたフリマを姉と二人で訪れた後、公園の外で昼食を済ませ、再び広大な公園内を通って帰路に付きました。

余り日差しは強くなかったようですが、少し蒸し暑い日だったように記憶しています。

緑地の部分的には、テントを立てるのが許可されています。キャンプをしている訳ではなく、日除けの為のテントです。ビーチではないので、パラソルは立てられない訳です。

お庭のない家庭の親子連れにとっては、お金を掛けずに遠くへ行かなくとも、十分楽しい娯楽だと思います。

この広い公園での楽しみ方は、江戸東京たてもの園を訪れたり、サイクリング、スポーツ、植物観察、野鳥観察と様々です。ワンコ連れも多く、ドッグ・ウォッチングも楽しめます。

桜の木には、艶やかなサクランボが成っていました。日本の桜の実は生食には向きませんが、お酒に漬ける事は出来ます。

恐らく原生林が残されたままの、木立そのものが美しい公園です。

公園内では、楽器を独奏・練習する人も珍しくありません。しかし、この方が一心不乱に演奏している蛇味線は、初めて見ました。しかも、聴き惚れる程上手いのです。

そして目を止めずには居られなかったのが、この赤いポピーの咲く花畑。

この一角のみ種が撒かれて、メドウ=(主にイギリス風の)野草に近い花の混じった牧草地として保護されているのだと思います。

 

 

 


2024/06/19

小金井公園の周辺散歩

 

昨年の五月に訪れた小金井公園のフリーマーケットで、11時過ぎに遅れて来た姉と合流し、再び売り場を一通り見渡した後、公園の周辺でお昼ご飯を食べる事にしました。以前はこの周辺に在る飲食店はファミレス位しかなく、外食する選択が余りありませんでしたが、最近は居心地の良い味のあるカフェ等も増えて来ているそうです。

姉が前回は見付けられなかった古民家カフェに、今回は行き当たる事が出来ました。

これは、確かに半端なく古い。

メニューも、「インドで覚えたチャイ」とか「四国の叔母さんから覚えた讃岐うどん」とか物凄く味わい深い。

ハッチも開いていて、テイクアウトも出来るようです。

格子戸(?)には、猫型のくり抜きが心ニクイ。しかしお食事よりもティータイムの方が惹かれるね、と言う事で、今回は見送りました。

その近くには、英国風ティールームがありますが、一度も開いているのは見た事がないそうです。

例え開いていても、英国に住んでいる私が行く事は、まずないとは思いますが。

結局、今回もハワイアンなヴィーガン・カフェ「5884」で昼食を取る事にしました。


感染対策が五類に移った後だったのでパーテーションが取り払われ、一層居心地良く和み度が増していました。

今回私は、ドライカレーを注文。

ヴィーガンなので、挽肉ではありません。全く辛くなく、優しく滋味深いカレーです。

そして、またしても野菜が美味しい。

様々な調理法・味付けの野菜のお惣菜が楽しめるのは、日本ならではの贅沢さです。

食後に頼んだアイスのジンジャー・コーヒーは、ピリッと辛くまったり甘くてクセになる美味しさ。器もコースターも素敵です。何だか、姉のマリメッコTシャツに妙に合ってる(笑)。

前回は気付きませんでしたが、陣屋橋から覗いた玉川上水には実は魚(?)がいっぱい。

近くには骨董品店…と言うか、中々心惹かれる品揃えのヴィンテージ・レトロ物屋さんもあります。姉と二人で、ドル活に使えそうな物を買いました。

この周辺の路地は、突然小さな古いお社が姿を現したり、お庭の綺麗な家が多く、ちょっとした散歩を楽しむのに持って来いです。

 

 

 


2024/06/17

イーネオヤの赤い実のネックレス

昨年の五月に訪れた小金井公園のフリマで買った物の一つに、この「イーネオヤ」のネックレスがあります。

「イーネオヤ」はトルコの伝統手芸で、縫い糸を縫い針で結び編みにした非常に細かいレースの一種です。売り主さんの話では、不等に取り引きされている物もあるそうですが、これは女性の自立支援の為にフェアトレードされた製品だそうです。

眼が眩むような細かさで、堅牢に編まれています。赤い木の実を模した中の球体は、ウッド・ビーズ等の軽量な物が使われています。 

軽いので肩は凝らないし(この歳になると重要w)、目立ち過ぎず地味過ぎず、色合いも落ち着いて子供っぽくなく大人可愛いのですが、生憎地肌に直接着用すると結構チクチクが気になります。秋冬に、タートルネックの上に付ける方が良さそうです。デザイン的にも、秋やクリスマス・シーズンに向いているように思います。