今年の七月末に山小屋風チャリティショップへ行ったら、既にクリスマス・グッズのコーナーが出来ていました。そのXmasグッズの中に、古臭いプラスティック製のバンビちゃんが混じっているのを見付けました。
現在のチャリティショップは、八月末からXmasカードを売り出すのが普通になりましたが、幾ら何でも七月にXmas商品を並べるのは早過ぎます。流石にスタッフも早過ぎると気付いたのか、やはりそのXmasコーナーは次の週には消えて無くなり、ハロウィーン後の11月に復活しました。
このバンビと同じ物を随分前にフリマで買った事があり、Xmas時のドール撮影でも度々役に立っています。その後も何度かアンティーク・モール等で同じ物を見掛けた事があるので、結構イギリスで多く出回っていたようですが、10ポンドとかそれなりの値段が付けられていました。
しかし、山小屋風チャリティ屋で50ペンスで売られていたとあっては、逆らえずに再び買う事にしました。
恐らく素材の合成樹脂は、燃え易いから危険だと製造から消えた(特に玩具からは)セルロイドだと思います。そして、このバンビは、もしかしたら日本製ではないかと疑っています。ディズニー映画のバンビが人気を博した時代、それを模したバンビ柄が沢山世の中に出回ったようです。
エアブラシのような吹き付けに寄る彩色が、レトロ感を高めています。
大きさ的には、1/6ファッション・ドールの中でも、身長20~22㎝の小ぶりな人形に合います。また、リアルではなく漫画&アニメっぽくデフォルメされたバンビなので、ドールもそう言う顔の方が違和感ありません。
キッチュなプラスティック製の銀色ベルが、期待以上にお似合い。しかし、もう少し可愛い紐にすりゃ良かった。
トナカイならいざ知らず、このバンビって本当にXmas用なの?と問われれば、確かにイギリスでは小鹿だけでなく大人の鹿もXmasの定番のモチーフです。もしかしたら、トナカイと混同しているのかも知れません。
少なくとも山小屋風チャリティショップでは、このバンビはXmasグッズとして売られていました。
rurukoとバンビちゃんの顔を寄せると、バンビちゃんの眼の大きさがちと怖い程迫力…。
この緑の瞳のrurukoには、今回はAラインのカントリーXmasドレスを着せてみました。
どうも私がAラインを作ると、いつも広がりが足りなくてストレート・ラインに近くなってしまう為、今回は「HANON arrangement」に載っていたAライン・ドレスのSサイズの型紙に挑戦してみました。
なるほど、やはりスカートがたっぷりして十分広がって、ずっとドレッシーに見えます。
もし本の指示通りに綿ローン等の薄手の生地を使えば、落ち感がありドレープが出来て、寄りドレッシーに仕上がるはずです。
ただしアーム・ホールが袖無しでも可笑しく見えないように作られている為か、袖付きにする場合には私には小さくて縫い辛いし着せ辛いかも。小さ過ぎる訳ではないので、袖付けが得意な人なら全く問題ないと思います。
丈は心持ちオビツ22㎝ボディのるるこには短めなので(Mサイズ型紙を使うべきだった?)、裾フリルを付けた方が良さそうです。
ドール撮影に動物の玩具を登場させると、自ずとポーズにバリエーションが増えるから有難いのです。
例え人形であっても、動物を可愛がっている様子は、自分で見て撮影してほっこりします。
耳の後ろをカキカキ。大抵の動物はこれをやって貰うのが好きで、うちのタラちゃんもそうです。脚が届かず、自分では掻けない場所だからだそうです。
兎に角、るることバンビがすっかり仲良しに見えたら幸いです。
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