昨年夫婦で訪れたレムスターのアンティーク・モール巡りで、結局私は何も買いませんでしたが、P太は二軒目のモールで買い物をしました。その唯一の買い物が、このカシオの70~80年代のデジタル目覚まし時計です。勿論日本製。日本のビンテージの電化製品は、P太のようなガジェット好きにはクール!なんだそうです。
確かに、やたら角ばったフォルムに、現代の製品にはないカッコ良さがあるかも知れません。元は純白だったと思われるプラスティックの本体は、すっかり黄ばんで象牙色に育っています。
機能は今見ると何の特別性もありませんが、当時としては画期的だったのかも知れません。かなり初期のデジタル目覚まし時計で、これより更に古いタイプは電池式ではなくコンセント式だったようです。
メタリック・ブルーの文字盤(液晶画面)周辺が、レトロなカッコ良さの決め手なものの、正直肝心の数字が見えにくく、特は夜間は絶望的です。しかし実は、アラームを止めるボタンで文字盤にライトが付きます。でも、やっぱり昼間でも見え辛いんですけどね。P太は夏&冬時間に設定しなくて済む(イギリスでは重要!)電波式の目覚ましを使っているので、結局これを使っているのは私です。
アラーム音は、モーツァルトの交響曲第40番ト短調第一楽章。何故朝からそんな悲しい旋律を聴かにゃならんのだ??と思いますが、多くの人にとって無情の朝だからこそ、この選曲なのかも知れません。
2 件のコメント:
こちら探していた時計です!巡り会えていて羨ましいです…。もしよければ、型番とか教えていただけないでしょうか?
コメントありがとうございます! 型番かどうか分かりませんが、本体にはMA-1と記してありました。MAはメロディ・アラームの略のようです。お役に立てたら嬉しいです。
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