2025/09/23

モーヴァン丘陵地帯の旅 レムスターでアンティーク・モール巡り 4

 

昨年の夏のLeominster レムスターのアンティーク・モール巡り5軒目は、雰囲気の良い小辞ありました。

他に比べると規模は大きくはありませんが、ここは女性的なアイテムが充実していました。

階段部分の壁には、アンティーク&ビンテージ・バッグがずらり。やはり黒白金銀が圧倒的に多いようです。

古着や帽子類も充実。

この花いっぱいのボンネには、古い優雅な時代が偲ばれます。

ビンテージ・シンディのばちもん人形、ウェンディの箱入り。私が持っているのはフィフィと言う名前ですが、一体当時幾つ存在したのでしょうね。そしてこの箱には、「スペアのヘッド二つ付属」って書いてあるけど??

かつてはイギリスの子供(特に女の子)の居る家には、必ずドール・ハウスがあったようです。そして古いドール・ハウスと言えば、必ず屋根は赤。

ヴィクトリア時代の中上流階級を模したドール・ハウスより、こんな60年代の庶民の家庭っぽいドール・ハウスに惹かれます。

こんな好みのミッド・センチュリーのポップなデザインのテーブルウェアは、やはり何処でも少数派。バック・プリントは確認しませんでしたが、絶対イギリス製ではなくドイツのトーマス辺りではと思います。 

イギリスには何でも電灯に改造してしまう人が時折居ますが、これは古いミシンを利用しています。シェードの布も、それに合わせてランプ柄。 

最後の一軒は、外観の写真を撮り損ねてしまいましたが(多分逆光過ぎた)、軍物やガジェット、ディスク類が多く、どちらかと言えば対照的に男性的な品揃えに思えました。 

こちらも半端なく古い木組みの建物で、二階は小部屋に分かれています。

急な階段の蹴上に貼られた壁紙が、面白く目を引きます。

二階には女性物の古着もありました。トルソーが着ているのは、本物のロンドン・スウィンギン・ファッション。 

ビンテージ布もあり。一応全部確認しましたが、生憎買いたくなる物は見付かりませんでした。

奥に到達するには、這いつくばらなければならないロフト。

この六軒目で時間切れとなり、この町を去りました。他にもアンティーク・モールorショップは未だ在るようでしたが、田舎で閉店時間が早い為に既に閉まっていたり。また、この町には均一1ポンドのチャリティショップも在るそうですが、チャリティショップ巡りまでは時間が足りず手を出せませんでした。古い町&古物好きにとっては(そして中心部の道路の工事が完成さえすれば)、確かに非常に魅力的な町だと思います。




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