2025/09/17

聖ワシリイ大聖堂のオルゴール

夏に久々に行った収穫の多かった日のフリマで、ロシアの聖ワシリイ大聖堂を模ったオルゴールを見掛けました。

一目で、マトリョーシカと同じ工房で作っているロシアのお土産だろうと分かりました。聖ワシリイ大聖堂は首都モスクワのランドマークで、TVで「モスクワから中継です!」なんて時にも、必ず背景に映るのはクレムリンではなくこの大聖堂です。そんなモスクワの象徴なのに、これを模った土産物は意外に見掛けないと思いました。

曲目はオルゴールでお馴染みのメロディではない、今まで聴いた事のない曲なのも興味を引きました。哀愁漂う旋律で、ロシア民謡なのは明らかです。「百万本のバラ」もチェブラーシカの中の「ワニのゲーナの歌」(子供用の歌なのにな…)もそうですが、ロシアの歌には物悲しい短調が兎角多いと思います。ところで、以前日本のTV番組を見ていて、中島みゆきを聴いたP太が、「何故彼女はロシア民謡を日本語で歌っているんだ?」と言ったので爆笑。

側面の花のような金色の連続模様は、手描きではなく、イギリスでもクラフト用としても売られている半レリーフ状シールです。こう言う比較的新しい材料を活用している事から、ビンテージと呼ぶ程は古くない製品なのが分かります。単なる飾り物で、入れ物式にはなっていません。

ロシアの民芸品は大好きで、かなり昔から現地に行ってみたいと思っていますが、国が常に物騒過ぎて今だ実現出来ません。帝政もソ連時代も含め、国家としては大抵ぶっちゃけロクでもないロシアだけど、胡散臭過ぎる国の文化や製品は時に珍しさで人を魅了します(共産主義国のプロパガンダ・ポスターとかね…)。P太にこのオルゴールを見せたら、全く西欧化されていなくて返ってクールだと言っていました。

共演のチェブちゃんの縫いぐるみは、名古屋のお土産なので、手に金のチャチホコを持っています。金ぴか同士、まあイイか…。 

私も一目見て凄く気になったオルゴールでしたが、どう考えても自分には無用なので一度は見送り、最後にやっぱり欲しくて再びそのストールを訪れて買いました。すると、同じストールで「ハイキュー‼」グッズの中古品を売っている事に、初めて気付きました。すっかり初回は眼に入っていなかったので(そんなにデカいのに…)、結局は一度見送って再びそのストールを訪れたのはラッキーだったと思います()





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