昨年の桜の季節に新井薬師の骨董市を訪れ、続いて中野ブロードウェイやサンモールを一通り見渡してJR中央線中野駅方面まで足を延ばし、再び「薬師あいロード」を通って西武新宿線新井薬師駅に戻ります。
中央線で新宿より東へ出た帰路も、余り疲れていなければ、JR中野駅からここを通って新井薬師駅経由で帰る事があります。中央線(または総武線)から西武新宿線に乗り換えるのが、①JR新宿駅~JR山手線高田馬場~西武線高田馬場、または②JR新宿駅から西武新宿駅へ延々と歩く、で、どちらにせよ面倒だからです。
この「薬師あいロード」と言う商店街が結構お気に入りで(名前のセンスはアレだが…)、いつ歩いても気持ちが良いと言うのもあります。庶民的で規模が丁度良く、清潔で安全で歩行者天国だから歩き易く、若々しい活気と地元密着型の日本の昔ながらの商店街の風情が上手く混在しています。
お洒落なお店も在りますが、レトロな履き物屋さんが残っていたり。
こんな昔は小学校脇に必ず一軒はあったような文具屋さんは、今は本当に貴重になりました。
ここは床屋さんだったかなあ? 奥様が制作しているらしいフェルト製の動物も販売していて、かなりの力作揃いです。
ふと通りの頭上を見上げると、江戸東京たてもの園に移築されているような看板建築が残っていたり、この看板の書体もイカす。
ここを通る度に覗かずには居られない、西洋金太郎飴屋さん「パパブブレ」の日本の本店。フレンドリーな店員さんの接客が優秀で、毎回つい買っちゃいます。パパブブレのグミは、本当に絶品でした。
カフェが併設されたお洒落な古本屋さんらしいのですが、この軒先で漫画の単行本が一冊50円で売られていて、今だったらここに有る「ハイキュー‼」全部買いたい(笑)。
最後に、新井薬師駅のホームから撮影しました。ボロボロのアパートの前でも(失礼)、やっぱり桜はこんなにも美しい✨と思いました。
土地に対する好奇心が強く、歩くのは全く厭わない質でしたが、昨年体調を崩した時、この先元気に歩ける時間は結構限られているのだと痛感しました。だからこそ、足腰に問題のない内に、出来るだけ貪欲に歩いておこうと一層思います。そして、街並みもいつまでも同じな訳ではないのです。
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