お伽噺のような城下町Arundel アランデルを最近久々に訪れ、其処のアンティーク・モールで、このリカちゃんが着ているワンピースの深い紺地に花柄の布を買いました。ほんの小さな端切れですが、ドール服には十分使える大きさだし、ちょっと見掛けないタイプで割と面白く仕上がりそうだと思ったからです。
夜の花畑のようなプリントなので、テーマは「月明かりの庭」にしました。毎度ながら、題名を決めるのは安直且つテキトウです。
この布でドール服を作るのなら、プリントを生かす為に出来るだけシンプルで(願ってもないw)面積の大きい、Aライン+ラグラン袖のカフタン風ワンピース一択でした。
モデルは、姪が遊び古したキャッスル製お人形教室スタンダードのリカちゃん。髪型とリップを、ちょこっとだけカスタムしています。それに、今回はピュアニーモ・フレクションSボディを合わせています
元は淡いペパーミント・ブルーの髪色でしたが、経年のせいなのか?少し黄ばんで来たような…。
少しでも夜らしさを出す為に、ビーズや塗装したボタンを組み合わせて、ランプと言うかランタン擬きを作ってみました。もし日本であれば、百均の材料を色々工夫して組み合わせ実際に明かりの灯るランタンが作れそうだし、そもそもカプセルトイや食玩等でランタンのミニチュアが手に入るのではと思います。
一応ネットでミニチュア・ランタンの作り方を調べたら、意外なアイテムを再利用していて、今年のフリマでは是非買っておかねばと思いました。
未だ朝夕は肌寒い季節なので、ウールのショールを羽織らせたり。
月夜の庭には、不思議がいっぱい。リカちゃんが夜の庭を散歩していると、迷子になったイエティの子供に出会いました。
このイエティは、お友達のキチ吉ちゃんからの誕生日プレゼントで、キムキムちゃんことクラフト作家のキムラプレミアムさんの手作りです。
元はキーホルダーで、最近購入した近い色のバックパックにぴったり~♡と一目で惚れました。しかしバックパックに付ける前に、リカちゃんと一緒に撮影してみたくなりました。
毛足の長いふかふかのモールで出来ており、手足が曲がるので結構ポーズが付けられます。
今回の撮影用に、少しでも庭らしさを出す為に、張りぼてどころか「衝立て花壇」もでっち上げました。これを作る為に、義母から古い園芸雑誌を貰って来ました。
こんな粗末な物でも、写真で人形にピントを合わせれば何とか誤魔化せる…と思っていましたが、流石にそう上手くは行きませんでした。安直にタイトル付けると、後々結構厄介な事になります(苦笑)。
ドール撮影の植え込み等に使えるよう、姉は普段から百均で小さなソフビ製の花を買い揃えています。しかしイギリスって、そんな小さい造花を中々見掛けません。皆、どかーんとデカい造花ばかりで。
何だかんだ言っても、イエティちゃんとのドール撮影は楽しかった! 果たして迷子のイエティちゃんは、無事雪山へ戻れるのでしょうか??
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