新年明けましておめでとうございます。皆様にとって平和で明るく希望に満ちた一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。また、こうして平穏にブログを続けられる事の有難さを噛み締め、世界から争いが少しでも減りますよう祈らずには居られません。本年も、当ブログを御愛読宜しくお願い致します。
辰年の元旦の着物は、青龍をイメージして青緑色の大振袖にしました。辰柄の着物も世の中には存在するらしいのですが、オラオラどころか「姐さん!」ってイメージしか思い浮かびません…。
この和柄生地は、以前27cmドール用の着物と20cm用和ロリ+二部式着物に利用した事はありますが、22cmドール用着物は未だでした。
金彩が多く部分的には大柄で華やかな割に、柄の方向等の制約はないから、1/6サイズのドール用の着物としては使い易い生地だと思います。
黒をアクセントとして加え、裾にはオーガンジーのフリルを加え、今迄の着物とはちょっとだけ違う雰囲気を目指しました。
今年のトップバッター・モデルは、姪から譲り受けたリカちゃんキャッスル「お人形教室」スタンダードの、ペパーミント色の髪+緑の瞳のリカちゃんを選びました。
元はセンターパートのワンレン・ストレート・ロングヘアでしたが、やはり髪質が結構傷んでいて切れ毛も目立ったので、緩め三つ編みお湯パーマにしてから少し毛先をカットしました。更に、額際の両側の髪を後ろ結びにしています。本当は、「湖畔のアリス ruruko PS」のような幻想的で儚げな雰囲気を目指したかったのです。
唇のペイントも荒れてガサガサに見えたので、その上に渋めのパープル系+パール・メディウムでリぺしています。ついでに目元にアイシャドーも入れ、ちょっとだけ大人っぽい雰囲気に。
変色でもしたのか、ペパーミントの髪は部分的に黄色っぽくなっています。ボディも、実は肩の腕の付け根部分に亀裂が入っています。
その割に顔やボディの退色等はありませんが、キャッスル製のボディでこんな風に傷むなんて初めて見ました。私のもっと古いリカちゃんのボディでも、そのように傷んでいる物は見当たりません。
一緒に写っている辰の置物は、日本を代表する郷土玩具の三春張子。昔一時帰国した際に、福島県中部の郷土玩具の里・高柴デコ屋敷で義父へのお土産として購入し上げた物を、今回義母から借りて来ました。買った時から、既に12年も経ってしまった訳です。
年賀切手の図案にもなった事のある、有名な「辰車」を上げた物だとすっかり思い込んでいましたが、これって車輪がないんですね。
三春張子は工房に寄って意匠が異なり、これは大黒屋さんの辰のようです。張り子の中には球が入っていて、降るとカラカラと鳴ります。
昔、年賀状の図案に関わる仕事をしていて、大抵の年は干支柄が一番人気でしたが、辰と巳のウロコ系は気持ち悪いと(特に女性から)嫌われました。しかしこれはコロンとしたひょうきんな顔の全く怖くない辰で、まるでリカちゃんのペットみたい。お供の辰之助くん(いきなり命名)を従えた、竜王の娘の姫君と言う設定で。
小野町出身のキャッスル製リカちゃんと、三春町(本当は隣の郡山市だけど)出身の三春張子の田村郡共演です。…去年の元旦もそうだったか。
昨年は私にとって何かと落ち着かない年でしたが、今年も日本に三カ月間一時帰国するので、再びバタバタと慌ただしくなります。昔は毎年帰国出来る事に憧れていましたが、実際そうなってみると相当キッツイなと感じます。
やはりP太やタラちゃんと離れて暮らすのは辛いですし、昨年の実家滞在での体験を考えると非常に気が重く、また長期間自宅を空ける為の前準備が大変で気を揉むのです。
昨年と違い、入国時の面倒なコロナ規制は撤退されましたが、これから出発までの間、または日本滞在中も、何処か体を壊しては一大事…と考えると、またしても緊張して返って体調崩しそうです(苦笑)。
帰国の間と前後は再びブログの更新が飛び飛びになりますが、出来る限り間が開かないように努めたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
0 件のコメント:
コメントを投稿