福島県の実家に帰省する度に、小野町の「リカちゃんキャッスル」を毎回訪れますが、今回の帰国では、リカちゃんキャッスルにも日本橋の「ちいさなおみせ」にも行きませんでした。行ければ行きたいとは思っていましたが、兎に角福島に滞在中は疲れ切って出掛ける体力・気力が出ませんでした。また、其処まで熱心になれなかった理由の一つに、もう既にイギリスへ持って帰るべきリカちゃんは手元にいっぱいあったから、例えお城や小さなお店へ行っても、これ以上荷物を増やせなくて、一番の目的であるお人形は買えなかっただろうと言うのがあります。
日本の姪は今中学生で、リカちゃん人形遊びはとっくに卒業しました。実家で使っていたかつての私室には、その姪のリカちゃん人形達が綺麗に飾ってありました。しかし陽当たりの抜群の部屋なので、日焼けしてお人形が傷んでは大変と、箱に入れて暗い場所に仕舞いました。更に、このまま放って置けば処分されるだろうから、もう要らないなら貰って行って良い?と姪に聞くと、あっさり良いよ!と言われました。
それらのリカちゃん人形達は、多くがリカちゃんキャッスルで購入した日本製で、一般の市販品にはない仕様の物です。また、私がプレゼントした人形も混じっています。日本製の良質なリカちゃんは、瞳の星(白いハイライト)を一つ一つ手練れの職人さんが描き入れている為、良く見ると塗料部分が盛り上がっています。ドールと言えど裸ん坊ではあんまりだから、お人形教室等のドレスをテキトウに着せて撮影。姪は概ね丁寧に遊んでいたようで、どの人形も子供の遊び古しにしては割と綺麗な状態です。しかし髪が傷んでいる人形は混じっていて、そのままではモデルとして採用出来ない為、後で色々試して何とか改良してみる予定です。
まずはキャッスルお人形教室製の、眼を引く鮮やかな紫髪のリカちゃん。うちに既に居る紫髪のリカちゃんより、ずっと濃い髪色です。瞳は青で、リップ濃い目の少し大人びた仕様です。両脇髪の三つ編みは姪が自分で編んだ物で、既に私には出来ない丁寧さ(笑)。この三つ編みは、そのまま残して置こうと考えています。着ている服は、キャッスルのリトルファクトリー製。めくれ上がった襟は、アイロンを掛けても直せませんでした。
同じくキャッスルお人形教室の、黒髪ストレートのリカちゃん。瞳は、キャッスル製リカちゃんの中でも割と珍しいグリーンです。額の生え際は、サイドパートになっています。着物は間違いなく似合いそう。前出の紫髪ちゃんと共に、この二体は髪の毛がサラサラのままで、ほぼ新品未使用のような美品です。
プラチナ・ブロンドに近い髪色のリカちゃんは、瞳が茶色で黒目との差が目立たない為、また前髪付きだから、この六体の中でも一番幼い雰囲気。これも、キャッスルお人形教室製です。この子も姪の手に寄る非常に細かい三つ編みが付いたままですが、髪は全体的に結構切れ毛が多く傷んでいる為、三つ編みを解いて整え直すつもりです。
ストレートのロングヘア+センターパートで、淡いペパーミント・グリーンの髪が儚げで優しいイメージのリカちゃん。瞳はグリーン。確か「アナと雪の女王」が大流行していた頃、キャッスルお人形教室で一緒に買ったと記憶しています。エルサの格好をさせたくて、姪はこの髪色を選んだのでした。それ故に、私はその後リカちゃんサイズのアナ雪の衣装を縫って姪に贈りました。
今迄の4体はリカちゃんキャッスルで直接買った日本製でしたが、このリカちゃんはタカラトミー社製です。割と新しい廉価品のリカちゃんだから、瞳はパープル(紫っぽいグレイ)。髪は濃い目のブロンド。中国製ボディなので、首が傾きます。元はロング・サイドポニーテイルの髪型だったらしく、とても長い髪をしています。前髪付き&姫カットは可愛いのですが、後ろ髪は傷んでいるし、そもそもこんなに長い髪は、うちのモデルとしては不必要なので、普通のロング程度の長さにカットするつもり。
今迄のお人形は、髪色や髪型は違えど全てリカちゃんでしたが、このお人形だけはお友達のミサキちゃんです。この人形の状態は最も酷く、首のジョイント部分が壊れ、ボディ自体も色移りしてかなり傷んでいた為、ヘッドのみを外して持って来ました。やはり中国製の廉価品なので、首が傾けられる反面、素材や造りが壊れ易いようです。ボディは、可動式か余っているリカちゃんのボディを付ければ良いので何とかなります。しかし髪の傷みも相当目立っていて、大きく変更するしかないかも知れません。大抵のお人形の髪のボサボサは直せても、髪質自体が劣化したチリチリはまず直せないのです。実物のミサキちゃんの顔の造形は可愛いのに、この写真は酷い…。服も伸び切っちゃってヒドイしね💦 リカちゃんと同じアイドルグループでデビューしたと言う設定の「めちゃモリ×MISAKI」ちゃんで、ヘアアレンジ遊びがメインの人形でした。
姪はお人形遊びは一度卒業したとは言え、ヴォカロが好きだったりとヲタクっ気は十分あり、ドール趣味には理解があります。テレビでSDの特集を一緒に見ていた時も、「あの人形、可愛い~♡」「ああ言うメイク好きー」とか興味を示していました。いつか大人のドールの世界に戻って来てくれたらな、と姉も私も密かに期待しています。
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