2025/02/05

フェイヴァーシャムでアンティーク・モール巡り 2

 

昨年のバレンタイン・デートで、Faversham フェイヴァーシャムの初めてのアンティーク・モールWild Winds Antiques & Collectablesを訪れた後は、いつもの観光スポットで、昔の港の倉庫街をリノベしたStandard Quay スタンダード・キイのアンティーク・モール「Aladdin’s Loft」を訪れました。ここは今まで何度も訪れていて、規模は大きくありませんが、恐らくセンスの良い女性の出店者が多いのか、毎回見て楽しませてくれます。

歴史的な木造建築の納屋(恐らく穀物庫?)の二階を改造した店内だけも、一見の価値あり。

それぞれのストールが、まるで一つのアートのように不思議に纏まってお洒落に見えます。

アンティークよりビンテージ率が高めだから、一層好みに見えるようです。

古物の他に、アクセサリーや布小物等の手作り雑貨を交えて販売しているストールも。

古着も割と充実。普通アンティーク・モールの古着と言っても、大して古くない単なるセカンドハンド衣料が圧倒的に多いのですが、ここにはビンテージ・ドレスも多めにあります。 

このストールの右のガラス棚は古い人形関係で埋まっていて、心が躍りました。

ビンテージ・シンディ もあれば、ポーランドの木製人形もあり。こう言う場所では一番高く売られているので、まず買う事はないのですが。

棚の下段では、味のあるドールハウス(1/12サイズ)の家具を見掛けました。右の赤ちゃん人形の目付きが、…ちょっとサイコだね。 

棚の上には、これまた味のあるお土産人形が。左端はビンテージ・シンディの「トラベル・ケース」と言う、中がホテルの部屋のようになっていて、お人形と着替えやグッズ等を持ち運べるキャリーバッグ。

この1/6ドールにぴったりのオーバーコートは、本当に買おうと思いました。

確か日本のドール雑誌でも見た事があるような、「Chantal Club Doll」と言うアメリカの小さなお人形(ほぼミキマキ・サイズ)。顔はブッサイクですが、憎めない愛嬌はあります。

中国少数民族らしき民族衣装人形は、横浜マリンタワーで昔売られていたパール人形を思い出させるレトロキッチュな愛らしさ。

黒い主線の力強いイラストが印象的なビンテージの缶。 


こんな激しい柄のトレイやバスケットが、多くの極普通の家庭で当たり前に使われていた時代があったのです。

思わず「和尚が二人でオショーガツー…」とスーパー下らない事を呟くところでしたが()、坊主(修道僧)ではあっても和尚じゃないし、おまけに新年でもないし、そもそも二人どころか二頭身坊主が全面みっちみちの柄布で、一体どんな需要があるって言うのコレ??

今まで見た事のないデザインの、スージー・クーパーのコーヒー・カップのセット。実は一客一客微妙に色が違っていて、心憎い程お洒落。

これは正に、友達から頼まれているプール・ポッタリーのツイントーンのスープ・ボウル。四枚セットで値段も手頃…と思いましたが、実はセットを一纏めでテープでガッチリ留めてあり、良く観察したら中の二枚には欠けがあるのを発見。あぶねー、買わなくて良かった~。

好みの昔絵本も、幾つか見掛けました。「赤ちゃんウサギの冒険」と言うタイトルですが、赤ん坊の割に勇ましい顔とポーズをしています。

中を開くと、見返しがめちゃ可愛い。

こちら、表紙だけなら気に留めなかった古い御伽噺の絵本。

…やはり見返しが可愛い!

イギリスの固形スープの素メーカー「OXO オクソ」の昔のレシピ本。

イラストは文句なしに可愛いのですが、作り方どころか出来上がり例のイラストすら全くない料理本ってどうよ?と毎回思います。

結局ここでは今回は何も買いませんでしたが、ちょっぴり観光気分が味わえる周囲の雰囲気も良く、やはり来て見るだけでも楽しいと思えるアンティーク・モールです。

 



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